外に洗濯物を干すことができると気持ちがいいですよね。
今回は屋外の物干し・竿掛けがサビにくくなるための方法をいくつかお伝えします。
1.物干しと竿掛けの違いについて
一般的に物干しは洗濯物を吊るす竿(棒)を指し、竿掛けはその竿を支えるための商品を指します。物干し台も後者に入ります。
それぞれに特徴や違いがありますので、商品を探す際には混同しないようにご注意ください。
2.サビに強い素材を使う
昔から使われているスチール製の物干しは、サビが発生しやすいです。特に溶接部分がさびることが多い傾向にあるようです。これを防ぐには、サビに強い素材を使うとよいでしょう。
一般的にサビに強い素材としては、ステンレスやアルミが有名です。物干し竿はステンレス製、オールステンレス製、アルミ製が主流となり、竿掛けはアルミ製が主流となります。
物干しのステンレスには、芯がスチールでステンレスでコーティングしているタイプとすべてがステンレス製の商品があります。
またステンレスの肉厚(金属の厚み)の違いもありますので、可能であれば実際の商品を触れるホームセンターで確認をすると良いでしょう。
アルミ製は他の金属に比べて少し価格は高めですが、軽くて使いやすい点が特徴です。
長く使うのであればおすすめの素材の一つです。
竿掛けは建物の壁やベランダの腰壁(手すり側の壁)などに直接固定をすることから、現在はアルミ製が主流です。
鉄製だとサビが建物まで汚してしまうことがあり、ステンレスは価格が高くなることと、自重により建物への影響が懸念されるためです。
3.雨にぬれにくくする
ステンレスの場合、もらいサビ(工事現場などから鉄の粉が飛んできて、サビが発生する現象)などが発生することがあり、確実な対応とは言えませんが、雨にぬれにくくすることで、サビへの対策になります。
2階のバルコニーですと、建物の屋根がうまく雨よけになってくれることがありますが、そうでないお家も多いでしょう。そんな時には、後付のテラス屋根がおすすめです。
テラス屋根はアルミの骨組みとポリカーボネート板で構成される、エクステリアリフォーム商品のひとつです。簡易的な庇をつくるようなイメージでしょうか。
この屋根を付けることで、サビだけでなくゲリラ豪雨などの急な雨への対策が出来ます。昨今の働き方を考えると、夫婦共働きで日中は家にいる時間が少なくなります。そういったときに屋根があると、非常に安心ですよね。
テラス屋根には専用の吊下げ式竿掛けがあり、スペースを有効活用し、便利に洗濯物干しをすることが可能です。この竿掛けももちろんアルミ製です。
テラス屋根は工事付価格で10万円以下に押えることも可能です。2階のバルコニーに設置できるタイプもありますので、せっかくならご検討してみてはいかがでしょうか。
4.雨にぬれない場所をつくる
「屋外なのに雨に濡れない」と聞くと矛盾していると感じる方がいるかもしれません。しかしサンルームやテラス囲いという商品を使えば対策が可能です。
簡単にいうとガラスに囲まれたテラス屋根です。どちらかというと増築に近いリフォームと言えるかもしれません。
デッキ床付タイプもありますので、建物の窓サッシから段差がなく、便利に使うことができます。また花粉やPM2.5なども防げますので、アレルギーが気になる方も安心です。
ただし一番安い商品でも工事付で40万円ほどの金額がかかりますので、よく検討してから注文するようにしましょう。
5.さいごに
ここまで物干しや竿掛けでサビにくい方法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
商品選びだけでなく、テラス屋根を使うなど様々な方法があることをご理解頂ければと思います。
竿掛けについては、取付場所によってさらに細分化することが出来ます。
色々確認をしたいというのであれば、竿掛け専門店のキロをご確認ください。取扱い点数と激安価格には自信があります!