自宅の庭でバーベキューを楽しむためには、バーベキュー向けの設備を用意したり、近隣への配慮をしたりする必要があります。庭造りの段階でエクステリアを整備していないと周囲に迷惑をかけてしまうため、ここではバーベキューをエクステリアで楽しむための庭造りのポイントを押さえていきましょう。
バーベキューを自宅のエクステリアで最大限に楽しむ庭造りのポイントは、以下の3つです。
エクステリアに、目隠しがないと、とくに夜間照明をつけている家の中や庭の様子が丸見えになってしまいます。通行人にじろじろと見られる環境だと、くつろげません。バーベキューを前提にした庭造りをする場合は、外から中の様子が見えないように目隠しを設置しましょう。
バーベキュー中に室内のキッチンと屋外にある庭を往復する際、室内外の段差が大きかったり、くつろげる場所がなかったりすると、スムーズに食事の用意や後片付けをすることができません。縁側やウッドデッキなどを設け、人の行き来を楽にすることをおすすめします。
日が落ちてきた状態でもバーベキューを楽しみたいなら、夜間照明にもこだわりましょう。また、夏場昼間に外でバーベキューをすると、日差しで消耗してしまいます。疲れたときひと休みできるように、庭に雨対策もできる日よけを取り付けておくと安心です。
自宅のエクステリアにウッドデッキや水栓があると、バーベキューの苦労を大幅に軽減することができます。リビングからフラットに張り出すウッドデッキがあれば、ベンチやテーブルを置く場所にも困りませんし、屋内外の行き来もスムーズです。また、庭に水栓があると、汚れた網やロースターなどを外で洗うことができます。
バーベキューを自宅のエクステリアで楽しむ場合、近隣住民への配慮も忘れないようにしましょう。一戸建ての場合、ご近所付き合いは長くつづきます。バーベキューをすると、無煙ロースターなどを使っても騒音や煙をまき散らすことになるため、予告なしで突然バーベキューを始めるのはおすすめできません。
できれば事前に近隣へひと声かけたり、バーベキューの時間を区切ったりして、周囲に迷惑をかけないように楽しみましょう。
マイホームのエクステリアでバーベキューを楽しむためには、庭の整備と周囲への配慮の両方が必要です。環境が整っていないと、料理の準備や後片付けで手間取ったり、不安定な地面にテーブルを置いた結果料理をひっくり返したりしてしまいます。庭造りをするときは、「マナーを守って楽しくバーベキューできる庭」など、利用用途に合わせてエクステリアを整えましょう。