マンションのベランダについて、どのように活用していますか。洗濯物を干すだけの場所となっている方も多いのではないでしょうか。
マンションは増築をすることが出来ません。せっかくのスペースを楽しんでみませんか。
ここではベランダの有効利用をする方法についてご紹介します。
屋外空間として考えると、マンションのベランダには大きく3つの特徴があります。「屋根がある」「目隠しできる」「狭い」です。この特徴をエクステリアメーカーであるタカショーは、5thRoom(第五の部屋)として位置付けています。
屋外と比べて解放感があり、コンパクトな空間は程よいプライベートを楽しむことができるという訳です。お父さんのタバコスペースとして活躍させたいという家庭もあります。
しかし自身のベランダを考えると、なかなか楽しめる空間を創造できる方は少ないと思います。その要素として、オシャレ感が少ない事が上げられると思います。
ではどうやって良い雰囲気を作ればよいのでしょうか。
その答えの一つとして、様々なベランダ用グッズを使うことが上げられます。ここではおすすめの商品をご紹介します。
まず一番に気になるのは、床です。地面が無機質なコンクリートだと、よい雰囲気は生まれません。そんなときはベランダ用のタイル・デッキを活用することです。
これはジョイント機能がある30cm角のプラスチックの枠の上に、タイルやウッドデッキ・人工芝などが付いている商品の事です。通常9枚セットで売られていることが多いです。
一つ一つは軽いので、DIYで簡単に設置することができます。また直接床の上にタイルを置かないので、水たまりができず安定もします。これだけで大分雰囲気が変わります。
次に気になるのは壁面です。ベランダの手すり側の壁をオシャレにすることで、かなり雰囲気が良くなります。
おすすめはベランダの手すりに取付しやすいコの字の金具を利用したラティスパネルです。人工のガーランドなどを使えば、さらに雰囲気がよくなるでしょう。
先ほどもお伝えした通り、ベランダには寸法に余裕がありません。するとどうしてもお隣側(避難口側)を向く事が多くなるでしょう。
ここは見た目がおしゃれとは言えませんが、かといって塞ぐわけにはいきません。そこで考えたいのがアイストップという方法です。
お隣との境界よりも手前にちょっとボリュームのあるものを配置することで、目線がそこにいき、奥の状況があまり気にならなくなります。
ベジトラグやパネル付プランターといった商品を使えば、手すり側の壁を隠すこともできるので一石二鳥です。
屋外にも使えるミニプランターも、動線の邪魔にならないのでおすすめです。
ここまでつくるとかなり雰囲気は良くなってきます。次に考えたいのは照明です。ポイントとしては、明るすぎないように演出照明として考えることです。明るく照らすのであれば、室内側から照らせばよいからです。
演出照明として有名なものとしては、ランタンやキャンドルなどが上げられます。持ち運びができるような簡易的なものがおすすめです。
テーブル・椅子はくつろぎの空間を楽しむためのアイテムです。ベランダで使うのであれば、持ち運びが簡単である方がよいでしょう。
普段使いでは洗濯物干しなどの時に邪魔になるからです。イメージとしてはアウトドアでも使える商品です。これならグランピングなどのキャンプ気分を味わいこともできるのではないでしょうか。
またサイドテーブルもおすすめです。これは小さなテーブルは飲み物やスマホを置いたりするのに最適です。一人でベランダを楽しむのにピッタリではないでしょうか。
ここまでマンションのベランダの有効利用の方法として、プライベートスペースを作る方法をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
最初にもお伝えした通り、マンションは増築が出来ません。せっかくなのでお家を余すことなく楽しみましょう!
またここで紹介した照明やテーブル・チェアは、行楽にも持っていくことができるので、ベランダライフだけでなく休日も豊かにしてくれると思いますよ。