夏の暑さ対策と言えば何が思い浮かぶでしょうか。エアコンをつけるのはもちろんのこと、すだれや打ち水、ひんやりグッズなどいろいろありますが、エクステリアの観点からいうと屋外用外付け簡易シェード(日よけ)が人気です。
特に当店ではYKKAPのアウターシェードが人気だったのですが、2020年の春に新仕様にリニューアルされました。何が変わったのでしょうか。
新たなシェード生地としてオレンジとグレージュが追加されました。 オレンジはリゾート空間を意識したビビットカラー、グレージュはグレーとベージュを足した落ち着きのある空間を意識して開発されました。
既存のカラーであるグレイ・ブルー・グリーン・ブラウンと併せて、計6色のカラーバリエーションになりました。
YKKAPのアウターシェードの生地は、オリジナル生地となっています。
主な特徴を説明すると 表裏の色を変える、黒色の色の採用により眺望性をよくする、糸の交差部を融着する、クリアネットと同じ配合のPP(ポリプロピレン)製とする事で対候性を上げる、顔料を練り込んだ糸で織ることで色落ちを少なくするなどの対策を取っています。
また朱子織(しゅしおり)と呼ばれる二重織にすることで、斜視性を高くしております。
このようにシェード生地に並々ならぬこだわりを見せているのです。
シェードを下げていても眺望が見えるのがわかるでしょうか。
もちろん生地の色や立地条件等によって見え方は変わるとは思いますが、想像以上に外をみることが出来ていますね。
サーモグラフィを見ると、遮熱性の高さもよくわかります。
全色で日射&紫外線を80%以上カットし、窓やガラスの種類にもよりますが、室内温度約-3.8℃の効果があるとの事です。
エアコンなどの冷房と組み合わせれば、より効率よく快適な室内の温度を確保できるでしょう。
最近はDIYの観点から、枠付け納まりを検討される方が増えています。
さらにシャッター付き引き違い窓にも取付することができるようになったため、アウターシェードを検討される方が増えています。
YKKAPのガラス窓に取付する場合、型番等の情報を頂ければ当店でも取付ができるかを確認できるのですが、ここで1点注意することがございます。
それは防火商品には取付することができないことです。
アウターシェード自体に防火性がないため、防火商品(窓・サッシ)への取付をすると、住宅性能の兼ね合いで問題が発生します。
気になる方はハウスメーカー様に一度ご相談頂きますよう、お願いいたします。
ここまで2020年に新しくなったYKKAPアウターシェードについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
暑い夏を快適に過ごすために様々な対策を考えて、素敵なおうち時間を過ごしてくださいね。