目隠し・ルーバーフェンスの施主支給をお考えの方へ
●施主支給とは
施主支給とは、建築やリフォームの工事において、施主(依頼主)が工事に必要な材料や設備を自ら調達する方法です。
通常、工事業者が材料や設備を調達し、施主に請求するのが一般的ですが、施主支給では施主自身が材料の調達を行います。
●施主支給する際のポイント
目隠し・ルーバーフェンスを施主支給するにあたって注意点があります。
■商品手配
施主支給の場合、商品の選定、発注、手配いずれも自分で行う必要があります。
まずは、フェンスを設置する目的に合わせてどのフェンスをどの高さでどのように設置するかを決めます。
目隠し・ルーバーフェンスは外部(道路やご近所など)からの目隠しとしてよく利用されます。
フェンスは部材ごとにばら売りになっているため、型番やカラー、高さが部材ごとに違っていないか、必要な部材が必要数足りているかなどを確認しながら手配しましょう。
自分だけでは不安な場合は事前に取り付けを依頼する業者へ相談しましょう。
また、商品の手配もできるだけ余裕をもって行うようにしましょう。
工事当日になって商品の取付けができないと判明したり商品自体が用意できなかったりすると、施工業者への出戻り費用が発生する場合もあります。
■業者との打ち合わせ
業者とのやりとりでは、見積りや商品についての相談、工事の日程調整、工事完了後の保証の内容など綿密にやり取りをすることが重要です。
●施主支給で依頼する際の手順
大まかには以下のような手順となります。
1.業者を探す
施主支給では、工事を受け付けない施工業者もいます。
施主支給でも対応可能な業者を探しましょう。
2.見積依頼・打合せ
見積もりを依頼し、金額や工事の内容、契約内容を確認します。
設置位置などの希望についてもきちんと説明しましょう。
施主支給で依頼すると、工事後に商品に対する補償がないことも多いです。
3.業者の決定
納得のいく業者を見つけることができたら契約です。
4.工事の日程調整
施工業者と工事日程の調整をしましょう。
5.商品手配
工事日程の調整が完了したらそれまでに商品の手配が必要です。
工事日までに余裕をもって商品の受け取りができるように早めに準備を始めましょう。
6.工事
7.完了
●さいごに
施主支給する際は、施工業者との連携、余裕を持った段取り、商品の手配が大切です。
商品や工事について不安なことがあれば施工業者にその都度確認しましょう。