巷にあふれる商品には流行り廃りがあります。もちろんエクステリアも同様です。さらにエクステリアでも様々なカテゴリがあり、特徴が異なります。
今回は車止めにスポットを当てて、解説をしたいと思います。
タイプとしては、固定式や取外し式、埋め込み式など様々なタイプがあり、また形状もI字、U字など様々あります。
素材はほとんどがステンレスかスチールで、衝撃への強度を重視する傾向にあります。
メリットとしては、カーゲートと比べると安価に長い距離をカバーできるという点です。また敷地に左右されにくい特徴があります。
逆にデメリットは管理に手間がかかります。また距離にもよりますが、施工が面倒という側面もあります。
メジャーなメーカーとしては、サンポールや帝金などの車止め専門のメーカーとリクシルや三協アルミといった、戸建住宅に強いアルミメーカーが有名です。
なぜサンポールか、それは展示会でメーカー担当者さんに詳しく話を聞くことができたからです。
直に聞いた話というのは、カタログよりも10倍は参考になりますので。
サンポールでは工事不要の据え置き商品「オクボラード」が新たに発売されました。商品自体に重量があり、文字通り置くだけで設置が可能です。
店舗前やホテルなど、緊急時や営業時間のみに設置ができるよう、おしゃれなデザインとなっています。
スペース等が限られている都心向けの商品として秀逸ではないでしょうか。 また工事の簡略化は業界のトレンドでもあります。
それは職人の不足です。
工事が出来る人が少なくなっているため、より効率的に作業をする、工事そのものをしない、DIY向けの商品を開発するといった傾向にあります。
アルミメーカーの総合カタログを見ると、「ビスの種類を減らしました!」といった紹介をここ数年で良く見かけるようになりました。
これらの傾向は2020年のオリンピックまで続くと思われます。
ヘルメットの色に近い赤と足元のロゴ、マスコットキャラクターである「カープ坊や」を一番上に入れる事が可能です。
エクステリアについてあまり詳しくない、新しい顧客の開拓、業界自体の活性化のために企画されたそうです。
こういった動きは、昔はリクシルやパナソニックのディズニーシリーズぐらいでしたが、ここ数年で丸三タカギ(表札メーカー)のピーナッツコレクション、タクボ物置のサンリオ(キティちゃん)物置など増えてきています。
こういった商品はライセンス料などがかかり、発売期間も限定されると聞きます。気になる方は早めにチェックをしておきましょう。
サンポールでは太陽光発電式のソーラーライティングボラードが新たに発売されました。
他には2本足のカーポートでソーラーパネルが取付できる商品も、2018年のガーデンEXPOに出展されていました。
またイナバ物置の屋根に太陽電池を取付する商品も開発されました。
これらの傾向は以前と比べて電気の買い取りではなく、災害に備えての需要が増えてきていると聞きます。
電気をすべて賄うのではなく、スマートフォンなどのちょっとした生活につかうような電気です。
これらの流行は、技術の革新によってさらに高度化するでしょう。自動車や家電と比べて、エクステリアではこういった情報はなかなか表に出てきません。
しっかりとアンテナを張って、情報を収集して、後悔のないようにエクステリア商品を選べるように勉強をしておきましょう!
当店ではエクステリアに関する様々な情報を不定期ですが更新しております。
ちょくちょく覗いてみてくださいね。