緑を育てるところも大切ですが、今回はその前段階の部分にスポットを当てて、お話させて頂きます。
これを一般の住宅で壁面緑化で行う上で、チェックすべきポイントになることはたくさんありますが、ここでは施工販売店という視点から、特に重要な3つにスポットを当てます。
『価格』『施工性』『緑がない状態でのデザイン性』です。
当然値段が高くないと、なかなか導入は難しいですし、ネット系のものは劣化等の問題で、数年でネットを購入したり、時期に応じて取り外したりする必要があり、大変です。
また冬は緑が少なくなりますので、あまり見栄えが良くない商品というのも考え物です。
これは緑が巻き付くワイヤーと、それを点で固定するベースからなるアイテムです。
ベースは2本のワイヤーを固定する事ができるため、ワイヤーをクロスさせることができます。
これにより、ワイヤーのデザイン製を高めることが可能になります。 例えばグリッドやラチス模様にしたり、WWWといったデザインも可能です。
下図のようなイメージですね。しかも好きなだけ連続させる事ができる事も魅力です。
ここで紹介したいポイントは、ネットなどに比べてワイヤーが張っているため、スタイリッシュなデザインになることです。
デザインの調整がしやすいともいえますね。下の施工例は、緑が綺麗にワイヤーにからみ付いていますね。
ポイントで取付の金具をつけるため、少ない材料で壁面緑化ができます。 一つ一つの部品については、ちょっと高めですが、今後のメンテナンスなどを含めると、結果的にはお値打ちになります。
以下はメーカー紹介の施工方法の抜粋です。
●下地がブロック、木材、板塀、アルミ角柱の場合
ここまでの組立に必要な道具は、ホームセンターさんで十分揃えられるものです。
また、これとは別にあると便利なアイテムとして、ワイヤーカッターを紹介致します。
メーカー純正なので、安心です。
他社とは違った提案をしたい施工店様や、本格的に、でもお値打ちにグリーンウォールを行いたい方にお勧めの商品です。