最近の人工芝生はリアルなだけでなく、さまざまな種類やデザインがあります。庭やお好みの用途に合わせて選べるので、戸建てはもちろん、マンションのベランダにもおすすめです。
ロールタイプ…広い庭などに敷くならロールタイプの人工芝がおすすめです。はさみでカットできるので、曲線のある場所にも合わせられます。また、繋ぎ目も少なく見た目がきれいな上に幅広い場所のカバーが可能です。
ジョイントタイプ…正方形にカットされており、ひとつひとつ繋げて設置することができます。組み合わせ次第で広さや形をアレンジでき、マンションベランダなどの狭い場所にも敷き詰め可能です。
ショートパイル…10㎝程のパイルを施したタイプです。適度なクッション性と耐久性があり、敷いた上に寝転んでくつろぐ事もできるほか、ゴルフのパター練習などにも適しています。熱がこもりにくいので、夏でも涼しいのが特徴のひとつです。
ロングパイル…ショートパイルよりもクッション性が高く、ころんでも怪我をしにくいため、サッカーなどの激しいスポーツのコースによく使われます。フカフカとした踏み心地なので、小さなお子さんがいるご家庭にも最適です。
ただし、熱がこもりやすいので夏場は注意しましょう。
カラー人工芝生…その名の通りカラフルに着色されたタイプです。カーペットのように鮮やかな色合いなので、ガーデンインテリアとして使えます。抗菌、防炎機能がついた種類も販売されています。
人工芝と天然芝のメリット、デメリットについて比較してみました。
1.簡単に設置可能
2.季節の影響を受けることなく、芝刈りの必要もないので、管理やメンテナンスが簡単。
3.どこにでも敷けるので、幅広い用途が可能。
1.設置時に天然芝よりも費用が掛かる
2.10年程度で寿命がくるので、交換が必要。
3.いつも同じものを敷くことになるので、季節感がなくなる。
1.費用があまりかからずに設置できる
2.自然と調和するので、四季を感じられる
3.手が掛かる分愛着がわくことも
1.定期的に芝刈りや草むしりが必要で、お手入れの手間がかかる
2.きれいな状態に保つため、肥料が欠かせない
3.冬は枯れてしまうので、庭が寂しい印象になってしまう
人工芝と天然芝、それぞれ特徴が違うので、用途や場所によって選ぶとよいでしょう。
人工芝はDIYで設置することができます。ポイントは設置場所をきれいに整地しておくこと。石を取り除き、雑草は抜いておきましょう。実際に設置する際は後から量が足りなくならないように仮敷きを行って確認します。
障害物を避けながらカットし、芝目(パイルの向き)が同じになるよう並べるように仮敷きをしましょう。
仮敷きできたら、余分な部分をカットして、ぴったりと敷き詰めていきます。切り過ぎないよう、少しずつカットするのがポイントです。
切込みを入れることで円形や複雑な形状部分もきれいに仕上がります。設置場所周辺の端部のカットができたら完成です。
種類が豊富にあるので、いろいろ比較してご自宅に合ったものを選んでください。