今回は、リクシルのカーポートSCについて解説いたします!
柱や梁といった部材だけでなく、屋根材そのものもアルミ材で作られている事が特徴です。 これにより、直射日光や視線を遮る事が可能です。
視線というのは、近隣からのものだけでなく、カーポートの屋根を見上げたときに気になる「汚れ」や「ゴミ」といったものも含まれます。
一般的なポリカーボネート板は透明なため、これらの汚れが見えてしまいます。 またポリカは柔らかく衝撃に強いのですが、キズが付きやすいというデメリットもあります。
掃除をするにしても、気をつけないと細かいキズがついたりして、それがまた気になるといったことにもなるわけです。
外のものなのであまり気にされない方も多いのですが、デザイン同様こだわる方にはうれしいポイントという訳ですね。
ちなみにカーポートSCはツートンカラーが人気です。柱がブラックで屋根をナチュラルシルバーFにすることで、モダンな雰囲気を演出することが出来ます。
またこの屋根にはもう一つのメリットがあります。それは照明などのオプションの取り付け位置のことです。
いままでの屋根材ですとビス固定ができなかったのですが、アルミ材になると、自由な位置に取り付けができるようになるという訳です。
特にスポットライトや埋め込みライトを12V照明にすれば、電気工事すらもDIYですることが出来ます。 同じリクシルで揃えるのであれば、美彩シリーズを使うことをおすすめします。
まずは柱を立てて、ブラケットを取付、梁を組み立てする。 ここまでの流れは通常のカーポートと同じとなります。
次に屋根についてですが、まず屋根材の向きが違います。 通常のカーポートは間口方向(横方向)に長いのですが、SCは奥行方向に長い部材となります。
これにより、屋根材の固定場所は梁部分のみとなりますので、ビス固定の作業自体は少なくなります。
ただし屋根材が重たい事と、屋根の取り付けの際に、梁と梁の間を何度も往復する必要が出てくる点には注意が必要です。
一つは二人で作業する方法です。梁への固定を同時進行でできるので、非常に早く作業ができます。
もう一つは、脚立を2つ用意して、脚立と脚立の間に板を通して「足場」とする方法です。 この足場があれば、梁と梁の間を往復する作業が格段に楽になるという訳です。
屋根の施工方法さえ確立できれば、あとは通常のカーポートに準ずる施工のようです。
それに合わせて、多くのオプションが追加されています。一つはダウンライトです。
これは屋根の中に埋め込む形で照明を取付します。まるで高級マンションのエントランスのような、雰囲気のある光を楽しむことができます。
またカーポートSC専用のアルミで出来たサイドスクリーンも追加され、風をとおしながらもモダンな目隠しを行うととが可能です。
エクステリアのキロでは、お客様のDIYや施主支給を応援するため、普通のネットショップではなかなか運べない大型のカーポートも配送を行っております。
工事代を含めると1台用で30万円台~、2台用で60万円台~が目安となります。 激安カーポートと呼ばれる、一般的なアルミカーポート(ポリカ屋根)の約2倍の金額と思って頂ければよいかと思います。
オシャレな分高価なカーポートです。不安があるのであれば、DIYではなくプロの施工業者に工事を依頼するのも一つの方法だと思います。
その分重たくなるので、通常のカーポートよりも手間がかかると言えます。特に屋根の取付は風のあおりを受けやすいので、二人以上で作業を行う方がよいでしょう。
カーポートは倒壊してしまうと、場合によっては命の危険すらあります。
メーカーホームページで組立説明書を事前に確認することが出来ますので、まずはしっかりと確認をして、DIYできるかを判断してみることをおすすめします。
もし工事をご希望される場合については、下記バナーよりカーポート工事専門店のキロよりご相談下さい。
WEB見積シミュレーションで工事込価格を簡単に調べる事が可能です。また無料で現地調査をすることが出来ます。
現地調査後のキャンセルも可能ですので、お気軽にご相談下さい。 工事代コミコミ価格を見てから、DIYで設置するかどうかを判断するのもよいと思います。
地域限定で施主支給での商品販売も行っておりますので、DIYを希望される場合も、お気軽にご相談下さいね。