外構工事ってどれぐらいの費用がかかるの?という問い合わせをよく聞きます。
ここでは外構専門店がお客様に話をする目安費用と、実際の予算、一般的な予算削減方法についてご紹介します。
建物が2000万円なら200万ぐらいのイメージですね。敷地の広さ、隣地境界の状況や敷地の高さなどによって価格は上下しますが、GL+300ぐらいの設定だと、これぐらいの目安になることが多いです。
では実際の予算はどうなるか。 最初はみなさん10%ぐらいの予算を確保しています。しかし7割以上の方が建物の内装等のランクをアップさせていきます。
「今の見積もりだとこの内装ですが、プラス10万円でワンランク上の仕様にできますよ!」という具合です。
ショールームで実際に違いを紹介され、かつお家は一回建てると次にリフォームすることは大変だと考えると、そちらに予算をかけるのは納得です。
ローン等の予算は決まっているので、どんどん外構工事にかける予算が少なくなっていきます。 ハウスメーカーは外構工事を請け負わない(下請けに依頼をする)ことが多く、外構工事へ予算を回す話を営業の方がしない点も大きいかと思います。
最終的には建物の7~8%ぐらいの予算に落ち着くことが多いという訳です。
基本は予算が大きいものを減らすという考え方です。
まずは相見積を最低3社以上とりましょう。業者によって、得意な工事もありますし、苦手な工事もあります。一部の工事は外注に頼むといった具合です。
また施工基準や商品の仕入れ価格が違うこともあります。 これにより、実際見積の金額差が十万円以上になる場合もあるのです。
ただし一括見積サイトに出ているお店などは、場合によっては紹介料などが上乗せされている場合もあるようです。
ネットや道路の看板を見る、チラシをチェックするなど、色々な方法を試すとよいでしょう。
次にすぐに工事するものとそうでないものを区別しましょう。 例えば最低限必要な工事としてあげられるのは、土留めや駐車場、アプローチ、表札、ポストなどの工事です。
逆に後からでも工事が出来そうなものは、カーポートなどのユニット工事、ガーデン工事などが挙げられます。
カーポートなど、後で出来る工事は翌年以降にまわす。サイクルポートやウッドデッキやテラス屋根、物置などのエクステリア商品は、家族の成長に合わせたタイミングで設置する。といったことが可能です。
お庭はDIYで作り上げることで、自分好みに楽しむことができます。
エクステリア商品もインターネットで購入ができる時代です。インターネットで販売されているエクステリア商品は、格安価格になっていることが多いです。
扱っている材料の量が多ければ、この施主支給と呼ばれる方法で予算を削減することができます。
しかし業者様によっては、施主支給を嫌がることもあります。事前に確認をしておきましょう。
タイル貼りを化粧ブロックに変えるなどすれば、上手く予算を下げる事ができますが、私の経験ですと、この方法ではそこまでの金額削減は望めないことが多い傾向にあります。
当店では、オリジナルのエクステリア購入先マルトク診断や、手元にある見積書のフェンスに近いデザインの安い商品を検索できるフェンス検索システムなどのコンテンツをご用意しております。
よろしければ、こういったツールを使いながら、外構工事の費用削減にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。