依頼主の要望を聞き、施工する土地の広さや建物の雰囲気を考慮しつつ、外壁・庭の設計・施工・監理を行います。
エクステリアの施工は、ブロック一つひとつを緻密に組み合わせて、美しいブロック壁を形成、家の雰囲気を踏まえつつ施工されたエクステリア、植樹は建物との一体感を演出するため、几帳面な性格の方に向いている職業と言えそうです。
また、エクステリアにはブロック、フェンス、カーポート、門塀などさまざまな商品のなかから選定していく広い知識や、既に建っている家に見合ったエクステリアの提案を行うセンスが要求されるため、お客様への提案力・交渉力・営業力も必要であると言えるでしょう。
エクステリアに関する知識、技術を必要とし、専門の学校などで十分な知識や技術を身につけ、建築会社・造園会社などに就職して実務経験を経て、独立開業するのが一般的です。
エクステリアプランナーの資格には、1級と2級があります。2級には受験資格がなく、基本的にはどなたでも外構の知識があれば合格できるレベルです。広く浅い知識があれば大丈夫でしょう。
そして、1級では業界の経験年数、その他の資格の有無などの受験資格が必要であり、求められる知識も一般的な内容ではなく、専門的な深い知識が必要となります。
また、この資格は5年ごとに更新登録をすることが義務づけられています。ちなみに合格率は、平成26年度で、2級が69.3%、1級が44.6%となっています。
この数字だけを見ると、そこまで狭き門という感じではなさそうなので、しっかり勉強して試験に臨みたいものですね。
勉強法としては、建築資料研究者から出版されている「エクステリアプランナー講習試験用公式テキスト」をこなしていきましょう。
普段、業務としてエクステリアプラン、設計に携わっている方であれば独学合格は可能と言われており、1級を独学で取得した人も多くいます。
1級・2級ともに学科試験と実地試験があるため、少しでもエクステリアに携わったことのある人にとっては有利なことは間違いないでしょう。
エクステリアは、インテリア同様家に人が住み続ける限り、廃れることのない職業のひとつといえます。
現在もしくは今後、ハウジングメーカーや設計事務所などで働く人にとって、エクステリアプランナーは取得しておいて損はない資格と言えるでしょう。
ぜひ資格をとって、あなたのスキルをお客様に見える化しちゃいましょう!!