2017年1月17日に伝えられたこちらのニュースをご存じでしょうか。
日本経済新聞によりますと、政府は4月から宅配ボックスの設置費用を補助する制度を新設します。
2017年度予算案に約5億円を計上し、1か所あたり150万~200万かかる設置の半額を補助する制度となります。
初年度にまず500ヵ所の設置を目標としていますが、どの事業者でも荷物を預けられる宅配ボックスを設置した企業が対象となります。
マンションなどでは申請が難しく、駅などの公共施設やスーパーなどが対象となります。
■なぜ助成金制度がスタートするのか
助成金制度のスタートには、まずは再配達の問題が挙げられます。
現在、商品の配達の約2割が再配達となっております。
これは共働きの増加により、荷物を受け取る事が出来ない事。
ネット通販の流通額が右肩上がりとなっており、物量が増えている事。
などのが影響していると言われています。
宅配ボックスを使って、荷物の受け取りを自分のタイミングで出来るようにすることで、再配達を少なくなります。
これにより配送効率が高まり、配送業者の負担を減らす事が出来るというわけです。
また再配達がなくなれば、その分トラックの移動距離なども短くなるため、エコにも期待が出来ます。
我々インターネット通販店としては、再配達料という大きなコストダウンする事ができれば、それが配達料金の削減につながら、よりお客様にリーズナブルな価格で販売ができるのではないかと期待しております。
■宅配ボックスの設置事例について
現在、宅配ボックスの設置事例(会社)で有名なのは、テレビCMなどでもおなじみのクロネコヤマトではないでしょうか。
ロッカー受け取りという新たなサービスを開始しております。
また、楽天市場でも「楽天BOX」という取組みを行っています。
2017年2月現在では北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県と限られた場所への設置となりますが、こういった助成金などの政府の後押しによって、さらにエリアが拡大されることが予想されます。
■今後の展望について
現在は、一般住宅やマンションへの恩恵はないようですが、近いうちにこれらの機能はどんどん進んでいくことが予想されます。
特にマンションに欲しい設備としても、宅配ボックスは人気となりつつあります。
ダイケン、
ナスタ、
神栄ホームクリエイト、
田島メタルワークなどの集合住宅用ポストメーカーも、相次いで宅配ボックスの新商品を出してきています。
※有名宅配ボックスメーカー4社の違いの比較コンテンツはこちらでチェック!
2016年にはナスタから
マンションリフォーム用のプチ宅といった、新しいリノベーションの需要を取り込もうという動きも出てきています。
今後も目が離せない状況ですね。
特にこのプチ宅に関しては、他メーカーのある商材を組み合わせる事で、さらにリフォームの質(デザイン)を高める事が出来ます。
そのアイテムが「タカショー エバーアートボード」です。
詳細については、ネットショップキロのブログにて紹介をしております。ぜひプランの参考にしてみて下さい。
「ブログ:人気の宅配ボックスをさらにオシャレにする方法とは」をチェック >>
戸建用の宅配ボックスも、昔はパナソニックの宅配ボックスぐらいでバリエーションがなかったのですが、今ではおしゃれなデザインや様々な設置方法が発売されています。
ユニソンやオンリーワンクラブといったメーカーだけでなく、数年前から、アマゾンとナスタが共同で、一般住宅向けの大型郵便ポスト「クオール」の販売もスタートしております。
パナソニック・YKKAP・三協アルミ・リクシルなど、老舗エクステリアメーカーも相次いで商品を販売しています。今後もこの流れは加速していくでしょう。
■さいごに
これからの需要を見据えて、ネットショップキロでも宅配ボックスの紹介、販売をどんどん進めていきます。
見積書や領収書発行も無料で行いますので、気になる事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。