夢のマイホームを建てたあと、せっかくのお庭なので色々楽しみたいという方は多いです。
家の中で行っていたことを外でするだけで、気分が全然違ってきます。
そういったときにおすすめなのがウッドデッキなどの屋外用の床です。
リビングから段差なく移動でき、気軽に外を楽しむことが出来ます。
またフェンスが付いていると、目隠しや子供の転落防止にもなり安心です。
屋根がついていたら、洗濯物を干すのにも便利です。
そんなウッドデッキは数多く種類がありますが、価格の安い天然木のウッドデッキは腐るのが心配。
流行りの人工木デッキはフェンスを付けると金額が高くなる。
そういったデメリットを解決するアイテムとして「庭置き式の後付けバルコニー」があります。
どういった商品なのでしょうか。一般的な商品を元にご案内致します。
皆さんはこちらの画像のようなものを見たことはないでしょうか。
後付けバルコニーは、昔の2階建てによく採用されていました。アルミや鉄で造られており、今でも見ることが出来ます。
一般的には2階用に設置されることが多いのですが、実は1階用のものもあります。
庭置き式とはその1階バージョンの事です。
ウッドデッキとの大きな違いは建物にビスで固定をすることです。
これにより強度を確保しつつ、柱(ウッドデッキでいう束柱)の数を減らすことができます。
またウッドデッキでいう大引きがなく、部材が少ない点も特徴です。
またウッドデッキでいう幕板はアルミとなっており、コの字に囲うようになっております。
そのため見た目がウッドデッキと比べて気になるという方も見られます。
ただしこちらはメリットでもあります。アルミ部分にフェンスや手すりを付ける事になるため、強度を確保しつつお値打ちに設置をすることが出来るという事です。
また一般的な人工木デッキと比べて、ウッドデッキの外側にフェンスを取付することができるため、若干ですがスペースを広く活用することができます。
さらにフェンスの柱はテラス屋根の柱を一体化することができます。
柱が少なくて済む分、さらに安くすることができるという訳です。
後付けバルコニーの床材は、大きく2種類あります。
コストパフォーマンスを重視した塩ビデッキ仕様と、品質を重視した人工木デッキ仕様です。
塩ビデッキは、取付時の予算を下げることが出来ます。ただし塩ビとなりますので、紫外線等による経年劣化が発生します。
年数が経過すると、デッキが割れたり色が薄くなったりするなどのデメリットが発生します。
人工木デッキは、取付時には予算がかかります。ただし塩ビデッキのように割れたりすることはまずありません。
ただし塩ビデッキとまではいきませんが、経年変化で色は変わってきます。
このように後付けバルコニーは、見た目が気になるという方はおられるかもしれませんが、コストパフォーマンスと実用性において非常に魅力的な商品です。
ところが検討をされている方は少ない。その理由の一つとして認知度があげられます。
今まではあくまでバルコニーの代わりとしての意味合いが強く、ウッドデッキやガーデンスペースとして考えられていませんでした。
その考えを変えようと動き出したのが、メーカーの三協アルミです。
もっとアウトドアリビングを楽しんでもらうという意図の元、バルコニー「オルネ(ORNE)」を発売しました。
バルコニーに「カフェ風ワークスペース」「こどもキャンプ」「サーファーズハウス」「おうちマルシェ」「木陰で将棋対決」「バルコニストライフ」「勝手口」「ペット広場」「夕涼のなかで」など、様々なシーンを創出しています。
キロショールームの近くにある三協アルミ名古屋ショールームで、オルネの展示品を見てきました。
動画で紹介をしてますので、よければ商品選びの参考にしてみてください。
このようにキロでは庭置き式の後付けバルコニーの認知を広め、金額で諦めていたお庭の楽しみ方をもっと広げてきたいと思っています。
もしお庭にウッドデッキを設置したいと考えているのであれば、ぜひ後付けバルコニーを検討してみてください!