新車を購入したからカーポートを建てたい!
新築で家を購入してからカーポートも一緒に建てたい!
けど実際カーポートを建てるのにいくらぐらい費用が掛かるのか、価格相場はどれくらいなのかそんな風に思っている方たくさんいるのではないでしょうか?
そんな疑問を解消するためにエクステリアのプロが解説していきます。
カーポートの総費用の相場は?
カーポートの総費用の相場と言っても、大きさや種類によってまちまちです。
今回は1台用~3台用の代表的なデザインの商品を例に、カーポートを設置するときに必要な総費用の相場をご紹介していきます。
1台用カーポートの相場とは
1台用カーポートは片側にしか柱の付いていない片支持タイプや片流れタイプと言われるタイプの商品が多く、サイズは幅が2m40cm~3m位で奥行が5m~5m40cm位までの物が多く採用されております。
屋根デザインも豊富で丸みがかったデザインやフラットデザイン、屋根の勾配を柱の逆側につける逆勾配タイプがあります。
カーポート本体価格の相場は、メーカーや機種によって異なりますが、だいたいメーカーのカタログ定価から40%~60%OFF位の価格が相場となります。
カーポートの標準工事費の相場は、機種や柱の本数などにもよりますが、柱2本の片流れタイプの場合¥38,500~¥44,000(税込)位が相場となります。
例えばYKKAPの1台用カーポート アリュース51-24(片流れタイプの丸みがかったデザインのタイプ)を当店で商品のみ購入していただき、工事を地元の施工業者さんで行った場合
商品価格が当店の場合、メーカー定価の60%OFFで販売しておりますので税込¥104,800
標準工事費が税込¥38,500だった場合税込¥143,300で取付けが可能となります。
※2020年現在の情報となります。
2台用カーポートの相場とは
2台用カーポートは4本柱の両支持タイプと言われるタイプ商品が多く、サイズは幅が4m80cm~5m50cm位で奥行が5m~5m40cm位までの物が多く採用されております。
屋根デザインは、丸みがかったデザインとフラットデザインがあります。
また1台用カーポートの片流れタイプの屋根を連結したM合掌タイプと、背中合わせで連結したY合掌タイプ、縦に2棟連結した縦連棟タイプがあります。
カーポート本体価格の相場は、1台用カーポートと同じでメーカーのカタログ定価から40%~60%OFF位の価格が相場となります。
カーポートの標準工事費の相場は、機種や柱の本数などにもよりますが、柱4本の両支持タイプの場合¥55,000~¥66,000(税込)位が相場となります。
例えばYKKAPの2台用カーポート アリュースツイン51-48(両支持タイプの丸みがかったデザインのタイプ)を当店で商品のみ購入していただき、工事を地元の施工業者さんで行った場合
商品価格が当店の場合、メーカー定価の60%OFFで販売しておりますので税込¥205,800
標準工事費が税込¥55,000だった場合税込¥260,800で取付けが可能となります。
※2020年現在の情報となります。
3台用カーポートの相場とは
3台用カーポートは、2台用カーポートと同じ4本柱の両支持タイプと言われるタイプの商品が多く、サイズは幅が7m~8m位で奥行が5m~540cm位までの物が多く採用されております。
屋根デザインは、丸みがかったデザインとフラットデザインがあります。
カーポート本体価格の相場は、1台用・2台用と同じくメーカーカタログ定価から40%OFF~60%OFF位の価格が相場となります。
カーポートの標準工事費の相場は、機種や柱の本数などにもよりますが、柱4本の両支持タイプの場合¥110,000~¥132,000(税込)位が相場となります。
例えばYKKAPの3台用カーポート アリューストリプル51-72(両支持タイプの丸みがかったデザインのタイプ)を当店で商品のみ購入していただき、工事を地元の施工業者さんで行った場合
商品価格が当店の場合、メーカー定価の60%OFFで販売しておりますので税込¥429,600
標準工事費が税込¥110,000だった場合税込¥539,600で取付けが可能となります。
※2020年現在の情報となります。
ここまでご紹介させていただいた商品価格の相場は、一般的なポリカ屋根のカーポートの例となります。
積雪地域や強風地域でよく目にするセッパン屋根のカーポートや特殊な形状をしたカーポート、地域などによっても異なります。
工事費も設置場所の状況や地域、カーポートの種類などによって異なります。
カーポートを取付けたいと思ったら、無料で現地調査・見積を行っているお店も多くありますので、とりあえず電話やメールで相談をしてみることをおすすめします。
カーポートの設置の際に確認しておくべきポイント
カーポートを設置するときに値段はもちろん大事ですが、他にも確認するべきポイントがあります。
それがサイズ・設置環境・耐久性の3つです。
カーポートは一度建てると10年以上使うものになるので慎重に選んでいきましょう。
この章では、この3つのポイントをなぜ確認しておかなければいけないかを踏まえてご説明していきます。
サイズで確認しておくべきポイント
敷地のサイズ
同じ台数、同じデザイン、同じ位のサイズでもメーカーによって少しずつサイズは異なります。
敷地いっぱいにカーポートを取付けたいと思いA社とB社の同じ台数、同じデザイン、同じ位のサイズで比較をした時にA社のカーポートは、敷地にぴったり納まるサイズなのにB社のカーポートは、幅が数センチ大きくて納まらないからカット費用が発生する事はよくあります。
カーポートを取付ける前にしっかりと敷地の寸法を測っておきましょう。
可能であればプロの人に測ってもらうことをおすすめします!
乗っている車のサイズ
車のサイズによって取付けられるカーポートのサイズも変わってきます。
雨の降り込みを防ぐために軒下にカーポートの屋根を入れ込んで建てたはいいものの、トランクを全開まで開けることができなくなってしまった。
車を軽自動車から大きい車に買い替えたらカーポートに入らなくなってしまった。
など特に高さには注意が必要です!
将来を見据えたカーポートのサイズ
ひとつ前の乗っている車のサイズとも少し被ってしまいますが、将来子供が大きくなって車を大きいものに買い替えたり、子供がさらに大きくなり自転車をカーポートの下に停めたり、車の台数が増える可能性などを考えておく必要があります。
可能な限り大きいものを購入しておくと後々良いですね!
設置環境で確認しておくべきポイント
設置予定地の周辺環境
カーポートを設置するときになるべく駐車スペースを広くするために境界ブロックや家の外壁にベタ付けで取付けたいというご希望をいただく事はよくありますが、これにも注意が必要です。
カーポートの基礎をしっかりと施工をしていても強風などでカーポートは揺れます。
それによって境界ブロックが倒壊してしまったり、外壁に傷がついてしまったり、場合によっては、カーポートが破損してしまう可能性もあります。
カーポート設置予定地に隣接物がある場合は、最低でも10㎝以上離して施工しましょう。
耐久性で確認しておくべきポイント
カーポートには必ず雨水を流れやすくするためにフラットタイプのカーポートでも多少なりとも水勾配がついています。
特に片流れタイプのカーポートは隣家側に柱を建ててしまい、雨水がお隣の敷地に流れ込んでしまいトラブルになる可能性もあるので屋根勾配にも気を配っておくと良いでしょう。
設置環境で確認しておくべきポイント
住んでいる地域の気候に合ったスペック選び
カーポートにはどのメーカーの商品にも耐積雪量と耐風圧強度と言うものが設けられています。
耐積雪量とは、新雪の状態の雪が〇〇センチまでだったら積もっても耐えることができると言う強度を表しています。
耐風圧強度とは、風速〇〇m/秒相当の風までだったら耐えられると言う強度を表しています。
雪の多い日本海側で耐積雪用20cmまでのカーポートを建ててしまうと積もった雪の重みでカーポートが倒壊する危険性が高まる為、お住いの地域の気候に合わせたカーポート選びが重要になってきます。
また、近年では天候の変化が激しく普段あまり雪が降らない地域でも大雪が降ったり、急に突風が吹く事は珍しくありません。
そういった異常気象に備える為にも強度の高いものを取付けるのもおすすめです。
まとめ
・1台用カーポートの本体価格の相場は、メーカーカタログ価格の40%~60%OFF
・1台用カーポートの標準工事費の相場は、¥38,500~¥44,000(税込)
・2台用カーポートの本体価格の相場は、メーカーカタログ価格の40%~60%OFF
・2台用カーポートの標準工事費の相場は、¥55,000~¥66,000(税込)
・3台用カーポートの本体価格の相場は、メーカーカタログ価格の40%~60%OFF
・3台用カーポートの標準工事費の相場は、¥110,000~¥132,000(税込)
・カーポートを設置するときには金額以外にもサイズと設置環境と耐久性を確認する事
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