近年、屋外用の手すりの需要が高まっています。
水害などを気にして家を高くした方が階段をあがるのにほしいというご要望や
足が悪い方のための補助として必要など目的は様々です。
自治体によっては補助金が出ているところもあり、今非常に注目されている商品と言えるでしょう。
ただ、この商品は他の商品と比べて必要な材料を調べるのが困難です。
そのために敬遠されている方も少なくありません。
今回は材料の確認が比較的簡単で、しかもお値打ちなYKKAPの商品を2パターンを例にご紹介いたします。
※ あくまで参考例です。以下の方法以外の組合せでも組立てが可能な場合がございます。
※ 当店おすすめのセット商品もございます。→詳しくはこちら
(例1)直線6m分取り付けたい(スロープなどで活用)
Point2
手すりを曲げる必要があるか確認しよう
今回は直線のため手すりを曲げる必要はございませんが、3900mmの笠木と2700mmの笠木をつなげるための
『直線接手』×1が必要となります。
Point3
柱の位置を確認しよう
柱を立てるときの条件は、柱間隔は1200mm以下かつ手すりの端から最初の柱までの距離は90~150mm以内となります。
※柱の中心から中心までの距離です。
※ストレート継ぎ手部分に柱が来るようにしてください。
point まず継ぎ手部分の柱の位置が決まります。(固定)
そこから1200mm以下の間隔で柱を立てるよう計算します。
今回は直線のみなので
『標準柱』×6本となりますが…
※パルトナーUDフェンスは、柱×1本につき『柱部品』×1セットが必要になります。
柱部品は直線の場合:『自在傾斜部品』、コーナーの場合:『柱自在コーナー継手』となります。
※の内容を踏まえて今回は『標準柱』×6本、『自在傾斜部品』×6セットが必要です。
施工方法によって柱の種類が変わります。
●湿式用:地面に穴を掘り、モルタルで固定をする
●乾式用:コンクリートなどにアンカーで固定 ※タイルは割れる可能性があり注意
●側面用:側面にアンカーボルトで固定 ※CBなどは十分な強度が出ない場合があり
Point4
端部キャップを忘れずに
笠木の両端部はキャップがついていないので端部キャップの取り付けを忘れずにしましょう。
(例2)階段部分に取り付けたい(直線+斜め)
Point1
手すりを付けたい距離を確認しよう
今回は笠木の合計長さが3000mmなので『手すり 3900mm』×1本をカットして使います。
Point2
手すりを曲げる必要があるか確認しよう
今回は手すりを『2回』曲げる必要があるので『柱自在コーナー継手』が必要になります。
その代わり直線方向の継手は必要ありません。
Point3
柱の位置を確認しよう
柱を立てるときの条件は、柱間隔は1200mm以下かつ手すりの端から最初の柱までの距離は90~150mm以内となります。
※柱の中心から中心までの距離です。
※ストレート継ぎ手部分が柱が来るようにしてください。
※柱自在コーナー継手を使う場合、コーナー部分には柱が1本必要です。
すると左図のように標準柱×4本必要となりますが…
※パルトナーUDフェンスは、柱×1本につき、『柱部品』×1セット が必要となります。
柱部品は、直線の場合:『自在傾斜部品』、コーナーの場合:『柱自在コーナー継手』となります。
Point2の手すりの曲がり(コーナー)での内容と上記の※の内容を踏まえて今回は『標準柱』×4本、『自在傾斜部品』×2セット、『柱自在コーナー継手』×2セットが必要になります。
Point4
端部キャップを忘れずに
笠木の両端部はキャップがついていないので端部キャップの取り付けを忘れずにしましょう。
今回使用した部品はこちらからチェック