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テラス屋根

テラス屋根を選ぶ際に知っておくべき情報をご紹介

急な雨への対策に、洗濯物を干すための屋根として人気のテラス屋根。
実はお住まいの地域や設置場所、用途によって選ぶべきテラス屋根は異なります。
テラス屋根選びの前に確認しておきたい事をまとめて紹介します!


■どこにテラス屋根が必要ですか?

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1階用テラス
1階用
サイズバリエーションが豊富です。
ウッドデッキの上に屋根がほしい。雨の日でも洗濯物を干したい。という方にはコレ!
2階用テラス
2階用
サイズバリエーションが豊富です。
2階に洗濯物を干したい。という方にはコレ!
柱なしテラス
柱なし
柱がなく、スッキリします。ただし柱がない分サイズや取付け条件に制限があります。
勝手口の上に屋根をつけるならコレ!

 POINT 
メーカーによって3階施工商品がございますが、商品の搬入が出来ない事と施工者の安全を確保できない為、3階施工は社内規定によりお受けしていません。

■屋根の形を選ぼう!


アール型屋根
アール型屋根
フラット型屋根
フラット型屋根

 POINT 
アール屋根とフラット屋根で、強度上の差はございません。
ただ両者を比較した場合、下記の違いがあります。

・ アール屋根の方がたれ下がりがある分、洗濯物に多少雨がかかりにくいです。
・ フラット屋根の方が同じ商品・サイズで比較した場合、若干安くなります。

その他細かく見ると差はございますが、大きな差ではございません。
最終的には好みで選ばれても問題ないかと思います。


■屋根のサイズを選ぼう!


間口寸法
間口寸法
サイズは間(ケン)という単位で表現されます。
(1間、1.5間、2間、2.5間・・・)
1間=約1,800mmです。
出幅寸法
出幅寸法
サイズは尺(シャク)という単位で表現されます。
(1尺、2尺、3尺、4尺・・・)
1尺=約300mmです。(6尺=1間=1,800mm)

 POINT 
「間」、「尺」とは昔使われていた単位です。
1間=長方形の畳の長い方と考えて頂ければわかりやすいかと思います。

普段の生活にはなじみがないですが、建物を建てる際には今でも使われている寸法です。
テラス屋根は建物に取付けする商品のため、建物にあわせた単位を今でも使っています。


1階用テラス1階用テラス

■1階用テラス選びのワンポイントアドバイス


1階の掃き出し窓(お庭に下りれる窓)に取付けする場合、間口は窓のサイズよりもひと回り大きいサイズのテラス屋根をつける方が多いです。
これは横からの雨に対しての吹き込みを考慮している点と、窓より少し大きい方が見栄えが良い点があげられます。
出幅は6尺が一番多いです。洗濯物を干したり、屋根下にテーブルを置くのにちょうどいい寸法だからです。

最終的には好みです。
ご自分のライフスタイルで必要なサイズは変わります。

※どうしてもイメージがわかなければ、お庭に実際の屋根のサイズを書いてみてください。実際に書いてみるとわかる事もありますよ。


2階用テラス2階用テラス

■2階用テラス選びのワンポイントアドバイス


2階の窓に取付けする場合、間口は窓のサイズよりもひと回り大きいサイズのテラス屋根をつける方が多いです。
これは横からの雨に対しての吹き込みを考慮しています。
ご予算に余裕があれば、バルコニー全体を覆う方が何かと便利ですよ。

出幅はお家のバルコニーのサイズで決まります。バルコニーの手すりの内側よりも少し前に出てきます。これは2階テラス屋根の構造上の理由です。
それに2階は1階に比べて、特に吹き込みが激しい傾向にあるため、洗濯物を干すためには前に出ている方がいいですよ。


■どの地域にお住まいですか?


日本にはさまざまな気候があります。風が強い地域もあれば、大雪が降る地域もある。逆に雪は年に1回降るかどうかという地域もある・・・地域環境に応じて必要な強度がございます。
あなたのお住まいはどの地域に入りますか?YKK作成の日本地図で見てみましょう。

■雪はどれくらい降りますか?


日本地図 降雪



■風は強くないですか?


地域別基準風速図



■条件や用途にあわせて屋根材を選びましょう!


屋根材には、大きく分けると次の2種類に分けられます。

1.ポリカーボネート
2.熱線吸収(遮断)タイプ

各メーカー毎で多少名前が異なりますが、性能としてはほとんど同じです。
それ以外に一部のメーカーしか扱っていない種類もございます。(リクシル:熱線吸収アクアなど)
リクシルの仕様を例に一度見てみましょう。

■一般的なポリカ屋根


ポリカと熱線吸収ポリカ



■リクシル独自の屋根材


熱線吸収アクア



■屋根材性能表(リクシル)


屋根材性能表



■取付けしたい場所を見てみよう!


家にビス止めしますが障害物はないですか?

施工では直接テラス屋根を家にビス止めします。エアコンのダクト・シャッター・換気扇・戸袋等が設置場所にございますと追加工事が必要になります。障害物が無いか確認してください。

壁面の確認



■ピッタリのサイズがない時には・・・


間口カット・出幅カットで対応可能!

規格のサイズで敷地に収まらない場合で屋根のカットで調整が可能です。

間口カットと出幅カット


 POINT 
ひと回り大きなサイズを選んで、それをカットします。
斜めにカットするなどの特殊な加工工事に関しては、当店ではお受けしておりません。予めご了承ください。


■便利なオプション紹介


テラス屋根には、生活を豊かにする様々なオプションがございます。
代表的なものを、リクシルの商品を例にご紹介させて頂きます。

物干しと前面パネル



■工事って何をするの?(1階編)



テラス施工の基礎について

標準工事の内容



・ 柱の埋め込み用穴掘り
・ 本体の組立
・ 柱のモルタル固定
(基礎の大きさ25cm×25cm、深さはメーカー指定)

 POINT 
水道管・ガス管の位置の確認をしましょう。
柱の立てる位置に水道管やガス管が埋まっている場合は別途見積となります。


■下地が土でない場合はどうするの?



■コンクリート・タイル等の場合


ハツリ工事で対応します。
地面がコンクリートやアスファルトの場合は、コンクリートなどを割って穴を空ける工事が必要になります。

ハツリ工事の様子



■ウッドデッキの場合



ウッドデッキ+テラス屋根について
ウッドデッキ上にテラス屋根をつける場合、ウッドデッキをくり抜いて地面に柱を埋め込みます。
ウッドデッキに柱を固定する施工方法もございますが、強度上の問題で当店では行っておりません。
ご了承ください。

 POINT 
テラス屋根とウッドデッキ(コンクリート・タイル貼り・石貼りなど含む)を同時に工事したい場合、まずテラス屋根を組み立ててから、ウッドデッキ等の工事をする事をお奨めします。

先にウッドデッキの工事を行うと、くり抜き工事が困難になります。
仕上がりが悪くなり、最悪は一度ウッドデッキを解体してからでないと工事が出来ない・・・といった事になりかねません。

コンクリート等の工事をすると、そこだけつぎはぎが出来てしまい、仕上がりが悪くなってしまします。


■当店おすすめ!ウッドデッキ+テラス屋根のセット品




■工事って何をするの?(2階編)



柱の固定方法について
2階取付け施工では躯体式バルコニー金具を使用し、テラス屋根の柱を固定します。


柱の仕様について
柱は奥行移動式を使用し設置します。バルコニーの出幅に合わせてテラス屋根を取付けすることができます。


柱の固定について(組立説明書の抜粋)
2階テラスの柱はどこに付けても良い訳ではありません。バルコニーの手すり側に入っている柱(通常外側からは見えません。図面やクギを見て判断します。)に固定をする必要があります。

 POINT 
現場確認、細かい材料を運ぶ等の際にはお家の中を通ることがございますが、大きい材料を2階に運ぶ際は、原則外に脚立をかけてお家の中を通らずに材料を搬入します。

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