フェンスを自分で組み立てるときに一番多い質問が、『必要な材料が分からない・・・』です。
これは実は非常に難しい問題です。フェンスの種類や取付けする距離など、現場ごとで必要な数が違うからです。
キロではこの問題を解決するために、【フェンスの部材確認シート】を作りました。
これを使って、必要なフェンスの材料を確認してみてください。
筆記用具を用意しよう!
●紙
●3色以上のボールペン ※フリクションだと、あとで消せるのでおすすめです。
●定規 ※30cm定規があればベストですが、15cmぐらいでも十分です。
工事する場所を確認しよう!
フェンスを取付けたい場所は、上(空)から見下ろしたら、どういう形になりますか?
直線タイプ ※9m(9000mm)、お隣との境界部分にフェンスを取り付ける場合
距離を確認しよう
今回は1/100スケールで距離を確認するので紙に9cmの線を描きます。
枚数を確認しよう!
こちらのフェンスの長さは【1,975mm】です。
厳密な数字ではないですが、【2,000mm】ごとにチェックを入れて下さい
※先ほどの色と異なる色にすると分かり易いです。
左図参照
チェックした部分の間の数が、必要枚数となります。
今回の場合は、【5枚】となります。
※最初にお話しをした通り、厳密な数字ではないため、例えばピッタリ10m分取付けしたい場合、フェンス5枚ですと、厳密には【9,875mm】ですので、125mm(12.5cm)足りません。
枚数が増えるほど、この差が大きくなりますので、場合によっては、確認した枚数+1枚で計算する必要がございます。
柱を確認しよう!
一番端のフェンスには、両端に柱を立てて、それ以降は2m間隔(枚数を確認しようでチェックしたマークの横)に柱が必要です。
今回の場合は、【6本】となります。
エンドキャップを忘れずに
フェンスの端にキャップをつける必要がございます。
4個入り(両端分)で1セット必要です。
今回の場合は、【1セット】となります。
以上で終了です。最後に数量を確認してください。
最終的に、本体【5枚】:柱【6本】:エンドキャップ【1セット】が必要になります。
L字タイプ ※15m(15000mm)と9m(9000mm)、お隣との境界部分にフェンスを取り付ける場合
距離を確認しよう!
今回は1/100スケールで距離を確認するので紙に15cmと9cmの線をL字に描きます。
枚数を確認しよう!
こちらのフェンスの長さは【1,975mm】です。
厳密な数字ではないですが、【2,000mm (4マス)】ごとにチェックを入れて下さい
※先ほどの色と異なる色にすると分かり易いです。
左図参照
チェックした部分の間の数が、必要枚数となります。
今回の場合は、【13枚】となりますが・・・
CHECK!!
Aの部分は、フェンスを切って、長さを短くする必要があります。
切ったあとに余ったフェンスを、A'のところに使う事が出来ます。
そうすれば、本体は【12枚】でOKです。
※最初にお話しをした通り、厳密な数字ではないため、例えばピッタリ15m+9m分取付けしたい場合、 300mm(30cm)足りません。
枚数が増えるほど、この差が大きくなりますので、場合によっては、確認した枚数+1枚で計算する必要がございます。
柱を確認しよう!
一番端のフェンスには、両端に柱を立てて、それ以降は2m間隔(枚数を確認しようでチェックしたマークの横)に柱が必要です。
今回の場合は、【15本】となります。
CHECK!
コーナー部分には柱が2本必要です。
コーナー部分を確認しよう!
コーナー1ヶ所ごとに、【自在コーナー】が1つ必要です。
角度は【60°~300°】の間で調整が可能です。
今回の場合は、【1セット】となります
※自在コーナーキャップと丸格子付自在コーナーは、どちらか一方をご購入下さい。
おすすめは丸格子付です。曲がり部分の空き具合が全然違いますよ。
エンドキャップを忘れずに
フェンスの端にキャップをつける必要がございます。
4個入り(両端分)で1セット必要です。
今回の場合は、【1セット】となります。
以上で終了です。最後に数量を確認してください。
最終的に、本体【12枚】:柱【15本】:自在コーナー【1セット】:エンドキャップ【1セット】が必要になります。