テラス屋根を安く買う方法は2つあります。一つはもともとから安い素材を使う事。もう一つがPB(プライベートブランド)の活用です。それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
■テラス屋根を安く買う方法 その1 お値打ち素材を使おう!
主要のアルミメーカーが販売しているテラス屋根は、ほとんどがアルミ柱のポリカーボネート(平板)屋根の組み合わせです。
特にポリカーボネートは衝撃に対しての強度があり、20年以上問題なく使っているお家も良く見かけます。
長い目で見ればお得なのですが、とりあえず屋根が欲しいという方には波板テラス屋根をおすすめしています。
■波板素材とは?
昔からある屋根素材で右の画像のような屋根材の事です。横からみると、~~~という形で波のようなので、波板です。
当店では張替え需要という事で波板のみをご購入される方が多くおられます。台風の季節や雪が降ったあとなどに購入される傾向がありますね。
屋根の固定は、フックを用いる事が多く、波板のパネルに穴を空けて、フックを部材に引っかける構造となっております。
素材は昔は「アクリル」のみで、割れたり、日焼けしてバリバリになって交換する事が多かったのですが、現在ではポリカーボネート素材の波板も販売されており、強度も昔に比べて改善されております。
■波板テラス屋根の特徴
波板テラス屋根の特徴はなんといっても価格です。当店で販売されているサンキンのSSテラス屋根は、1.5間×6尺で30,000円を切っております。
通常のアルミ平板テラス屋根では、同じ1.5間×6尺サイズで45,000円以上は少なくともしますので、3割以上もお安くなる計算です。
またこのテラス屋根は、柱などの部材はアルミ製となっており、昔のように柱の根本が錆びるなどの心配がございません。
ただし問題点もございます。それは屋根の張替えが前提の商品という事です。
張替えのタイミングは、設置場所の気象などの条件や、どれだけ汚れた状態を許容できるかにもよりますが、5~10年ぐらいで交換される方が多いです。
交換するための波板を手配しようとすると、当店だと14,000円ぐらいかかってしまいます。1回交換すると、お安くなった分がほとんどなくなってしまいますね。
またデザインも最近のモダン・洋風住宅に合わないため、ご注文される方は少ない傾向にあります。
逆に倉庫や簡易の離れなどで、とりあえず屋根が欲しいというお客様に購入される傾向にあります。
■テラス屋根を安く買う方法 その2 PB(プライベートブランド)商品を使おう!
エクステリアにもコンビニなどの商品と同じようにPB(プライベートブランド)商品がございます。
主にホームセンターさんなどで見るのですが、当店にも実はございます。それがキロスタイルです。
こちらの商品がお値打ちな理由が二つございます。一つはサイズと色を限定している事、もう一つは、基本は注文があってから生産を行うという点です。
在庫を持たない事により、お値打ち価格を実現しています。
ただし注文後の生産のため、お届けまでにお時間を頂きます。平均で10日前後お日にちを頂きますので、施工現場の兼ね合いで日にちに制限がある場合は、ご注文のタイミングにご注意ください。
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