2022.01.04 UP
おうちの中の収納スペースがいっぱいになってしまった!というお困りごとはありませんか。
今回はトランクルームを借りるといった方法は置いておいて、おうちの外に収納スペースを確保する方法をご紹介します。
一番シンプルな収納を増やす方法です。お庭や駐車場の奥、建物の周り、出窓の下など空いているスペースなど、空間があればとりあえず設置することが可能です。
サイズバリエーションやデザイン、カラー、機能も豊富ですので、ご家庭にあった物置を選ぶことができます。
ただし物置のほとんどは、現場で組み立てをする必要があります。設置スペースも必要となりますので、商品選びには注意が必要です。
当店で人気のメーカーは、イナバ・ヨドコウ・タクボ・ダイケンなどのホームセンターでも販売されているメーカーですが、最近はリーベなどの海外製の物置も増えています。
海外製の物置はデザイン性の高い商品が多い傾向にあります。価格はピンキリですが、施工性は高いとは言えないものが多いです。
建物の壁を利用した収納スペースです。ちょっとした増築のようなイメージとなります。
波板で壁パネルを作るものが多く、現在は一線を退きましたが、昔は多くのお家に採用されていました。YKKAPの担当さんに聞いたところ、実は三重県と山口県で特に人気だそうです。
今は波板の素材も進化しており、ポリカーボネート製が主流になっています。
塩ビ素材よりも衝撃に強く長持ちしますので、もしストックヤードを検討されるならポリカ素材を選ぶことをお勧めします。
設置は簡単ではありません。建物にビスで固定をする、床面はコンクリートにした方がよいなどの条件も出てきますので、DIYよりはエクステリア工事のプロにお任せした方がよいと思います。
ゴミ袋専用の収納スペースです。箱みたいなデザインが多いです。
毎週のゴミ回収日に、指定の場所にゴミ袋を持っていくと思いますが、それの家庭版となります。家庭用だと45Lのゴミ袋を2~4袋収納できるものが一般的です。
家庭用は臭いがこもらないように密閉されるようなデザインは少ないですが、外からゴミが見えにくいように工夫されています。
底が外せるなど水洗いできる商品も多く、衛生面にも配慮されています。
こういった特性から家庭用のゴミストッカーは金属製、特にスチールやステンレスなどの素材を採用していることが多いです。
木などでDIYで組み立てするのはオススメしません。掃除がしにくいからです。
ウッドデッキの下に収納をしたいという方は多いと思います。昔は地面からサッシの下までの高さが低いお家が多かったですが、今は500mm以上の高さの場合が多くちょっとしたトランクボックスを入れる高さも確保できます。
収納として使う方法は大きく2つあります。
1つは点検口を作る方法です。デッキの真ん中を四角にくり抜き、開口できるようにします。開口部は蓋のような形にすることが多いです。
ウッドデッキの基礎(大引きなど)に干渉しないことと、強度を確保する必要があります。
2つ目は正面ないしは側面からスライドさせるように、ものを収納することです。スコップや脚立、物干し竿など長いものを入れる傾向にあります。
どちらにしても地面が土だと収納しにくいですので、地面をコンクリートにするなどの配慮が必要です。
こういった配慮はウッドデッキを設置したあとだと、対応が難しくなります。事前の計画が重要です。
ガレージやバイクガレージは主に車やバイクの収納を目的としていますが、壁面に棚を設置することで、上部スペースに収納をすることができます。
先ほども紹介したイナバなどの物置メーカーは、オプションで床に柱が降りない棚板がありますので、そういったものを採用するのもよいと思います。
また少し大きめのタイプを選ぶことで、本格的なガレージハウスのような趣味の空間を作ることも可能です。
棚板は後で追加することもできますが、一度設置したガレージをあとから大きくするのは大変です。
スペースと予算に余裕があるのであれば、少し大きめの商品を選ぶことをお勧めします。
昔は勝手口の階段というとコンクリートで造られていましたが、今はプラスチック製の商品もたくさん出ています。その中にはちょっとした収納ができる商品もあります。
収納スペースとしては大きくはないのですが、プロの工事が必要ない分、状況によってはコストダウンを見込める場合があります。
むかし街でよくみかけたかまぼこ型のアイテムです。ビニールハウスのような形状で、中は見えなくなっています。
今でも新商品が発売されており、安価な価格設定から収納スペースとして使われる方も多いです。
棚などの取付は難しいですので、収納するものによっては使い勝手が悪くなる場合があります。
簡易的なものとなりますので、一時的に収納スペースを作りたいというときには重宝するかもしれません。
室外機の上部に収納スペースを確保することもできます。ただし室外機の前の風通しが悪いと排気がうまく出来ず故障の原因となります。
商品を選ぶ際には注意が必要です。
こちらはストックヤードの豪華版といったイメージが近いかもしれません。
どちらかというと、「最初はサンルームとして考えていたけど、色々ものを置いていたら収納スペースになってしまった。」という方も多いみたいです。
この商品はDIYでの設置は困難です。またガラスの必要となりますので、部材のみの販売をしているショップもほとんどありません。
プロの施工業者に見積を依頼して、設置工事もお任せすることをお勧めします。
屋外収納は大きく4パターンに大別されます。
1.新しく箱をつくる(物置など)
2.建物の壁を利用して増築する(ストックヤードなど)
3.高さのある床面をつくり、その下に収納スペースを確保する(ウッドデッキなど)
4.設置物の上部にスペースを確保する(室外機カバーなど)
既存の商品を使ってもよいですが、DIYで色々考えてみるのも良いと思います。
その時は上記4パターンをみつつ、お家に有効スペースが残っていないかをチェックしましょう。