ゴミステーションとは、元々は地域の家庭用ゴミ置き場のことで、「燃えるゴミの日」「プラスチックごみの日」など決められているあの場所の事です。
ちなみに地域ごとにそれぞれ、ゴミ集積所など様々な呼び方があります。
昔は特に収集場所に対して何かをするということもなかったのですが、リサイクルに対する国の政策やカラスなどの害獣の問題など、ごみステーションは様々な問題を抱え、それらを解決をする必要が出てきました。
そのための商品として開発された屋外用のゴミ箱が、「ゴミステーション」「ゴミストッカー」「クリーンストッカー」などと呼ばれています。
製造メーカーごとに名前が異なっておりますが、一般的な名称として「ゴミステーション」が業界では浸透しているというわけです。
■ゴミステーションの設置をする目的
ゴミの種類について
ゴミの収集場所にゴミステーションを設置する目的として、大きく以下の3つの理由があります。
1.ゴミ出しのマナーをめぐる近隣の問題の解決方法として
2.ゴミ収集場所の清潔を保持するため
3.ゴミの分別を守ってもらうため
特にマンションやアパートなど、学生・新社会人など短期間の入居者や、他の土地から新たに転入してきた方は勝手がわからずトラブルになりやすい傾向にあります。
そのため市の条例として、共同住宅の建築に伴いゴミステーションの設置を義務付けている地域もあります。
各種申請や近隣住民への説明の義務などある場合がありますので、注意が必要です。
■ゴミステーションの設置基準について
ゴミステーションの設置基準は、地域によって様々です。
例えば札幌市では、
「ごみステーション1箇所あたりの利用世帯数の基準は20~30世帯とし、清掃事務所長が地域の実情等に応じて必要と認める場合には、10~15世帯に1箇所での利用を認めます。」
※2017年3月15日現在の情報です。
※札幌市ホームページ ごみステーションの設置及び清潔保持などに関する要綱 より抜粋しております
また同じく札幌市の内容を見ると、清掃事務所へ設置計画書(提出用)を事前に提出する必要があり、その際に場所や収集車の敷地内への侵入の有無などを提出する必要があります。
地域によって提出内容や基準は異なるかと思いますが、事前に確認を進める事をおすすめします。
■ゴミステーションの種類を知ろう!
先ほどの申請の書類に「付属物」という項目があります。
この項目は、囲い・ネット・屋根・扉・その他からなる内容となります。
実はゴミステーションには、様々なデザインがあり、予算はもちろんのこと、用途や設置場所によって必要な事項が多いためです。
ここでは、上記の項目別のおすすめ商品をご紹介します。
※複合パターンもありますので、境界があいまいな部分もあります。
■ネットタイプ
ネットタイプのゴミステーションは、リーズナブルな価格帯が多く、また外から中が見えるため、分別の意識を高める事が出来ます。
そのため学生向けアパートにおすすめです。
ただし見た目が綺麗ではない点や、粗いネットだと隙間からゴミ袋をつつかれる事があります。
■囲いタイプ
ここでは、ブロック塀などを造作する必要のあるタイプをご紹介します。
壁面を自由に仕上げる事ができるため、高級マンションなど見た目にこだわる場所におすすめです。
ただし掃除などのメンテナンスに気を使う必要があります。
■屋根タイプ
屋根付タイプは特に、降雪が多い地域におすすめです。
ゴミステーションが埋まり、ゴミが出せなくなるのを防ぐためです。
ただし、屋根・扉・壁と完全密封になると、臭いがこもりやすいので注意が必要です。
■扉タイプ
ゴミステーションのほとんどは扉が付いてます。主にカラスや猫の対策です。
また鍵などを付けると、不特定多数の方に使用されることを防ぐ事が出来ます。
引き戸や扉タイプ、上に開けるタイプなど様々な仕様があります。
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