水栓柱を選ぶコツとして、デザイン面では家の外観やガーデンスペースとの調和、機能面ではライフスタイルに合わせた使用目的をふまえての商品選びが大切とお話しました。
ここからは具体的にデザインに関係する商品の素材や、機能や使用場所による商品の違いなどを考えてみましょう。
まずデザイン等も大切ですが仕様用途によっての設置場所を考えてみましょう。
設置場所を考えるとおのずと必要な商品が見えてきます。
水栓柱商品本体には高さがございます。
水栓柱という名前からも柱状の商品がほとんどですが、その柱の高さが重要になります。
何が重要かと申しますと、蛇口タップがどの位置にくるのかで日頃の使用用途が違ってきます。
基本的な水栓柱の高さは900mmと1200mmの2種類に分かれます。
立って使用することが多いのか、それともかがんでの使用が多いのかを事前に確認しておくことが大切です。
立って使用する場合、かがんで使用する場合では設置場所も変わってきますので、商品を選ぶ際の大切な事項となります。
設置場所を考える際に重要なのが、よく使用する場所に設置するという基本的な部分です。
玄関先での草花の水やりが主な使用用途なら「玄関先」に設置、テラス屋根やウッドデッキの上での団らんに使用するなら「ウッドデッキの上」に設置、車の洗車やペットのお世話などが主な使用用途なら「カーポート」に設置と使用目的に合わせた設置場所が有効です。
長いホースをお庭中で引っ張り回すのは大変ですからね。
もう一つ重要な部分は設置地域があげられます。
外の水回り製品である水栓柱は冬の寒さによる水道管の凍結の心配がございます。
その凍結によって水道管が破裂して商品自体が使用できなくなる恐れもあります。
そうならないために、凍結防止機能の付いた「不凍水栓柱」と言う仕様の商品があります。
地域によって必要か必要でないかがはっきり分かれる商品ですが、寒冷地と言われる地域でのご使用の場合はご考慮頂く必要がございます。