春は引越しや新築などで、新生活を始めるという方も多いのではないでしょうか。新しい家に庭があるなら、自分好みの草木を植えて楽しみたいものですよね。
しかし、植木鉢を並べるだけでは庭が寂しく感じませんか。せっかくなら、花壇をつくって、彩りを添えてみてはいかがでしょう。業者に頼むのもよいですが、自分でDIYする方法もあります。
DIYだと費用が安く済みますし、場所やサイズの変更も融通が効きます。また、デザインの自由度が高いので、オリジナリティあふれる花壇を楽しめますよ。花壇を設置する場所ですが、植物にとって日当たりのよいところを選びましょう。
そのほか、雑草が生い茂って見栄えの悪い場所、アプローチや玄関先などの外からも人目に付きやすい場所がおすすめです。
花壇に使う資材はいろいろな種類があります。風合いや特徴が違うので、つくりたい花壇やお好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
・レンガ
コストが安く自由に組み合わせできるので、花壇資材の中でも特に人気です。色や素材感のバリエーションが豊富で、初心者でも趣のある花壇にすることができます。
・石材
自然な風合いがありながら、高級感も兼ね備えているのが特徴。和・洋風どちらのデザインにもマッチするので、オリジナリティのある花壇がつくれます。ただし、重さがあり扱いにくいので、DIYに慣れていない方は業者に頼んだ方が無難でしょう。
・枕木
暖かみがあり、レンガと並んで人気の資材です。自然な雰囲気で庭を統一したい場合にもおすすめ。濡れた状態のまま放置すると劣化が進むので、事前に防腐処理を行いましょう。
・コンクリート
無機質なコンクリートですが、花壇に使うとスタイリッシュでおしゃれな雰囲気を演出できます。ミニサイズのブロックも販売されているので、組み合わせ次第でデザインのアレンジが可能です。
・コルテン鋼
アンティークのような風合いで、ガーデンインテリアとしても見栄えする資材です。経年劣化によって、風合いにより深みが増してきます。
花壇をきれいな状態に長く保ちたいなら、定期的なメンテナンスが必要です。草花は生きているので、当然成長し続けます。そのままでは伸び放題になってしまうので、枝が伸びる樹木は剪定し、季節ごとに花を植替えましょう。
年数が経つと花壇に劣化によるすき間ができるので、あらかじめレンガや石の間に草花を植えると、自然な風合いが楽しめますよ。また木の資材は雨や雪に弱く、濡れたままだと色褪せやひび割れ等が目立ちます。
毎年、専用の防腐剤を塗布して劣化を防いでください。
これからの新生活、DIYした花壇できれいなお花を咲かせてくださいね。