2018年の夏は天災が非常に多い年でありました。特に関西を中心に、台風や大雨による被害がありました。
その後、当店のあるエクステリア商品を求める方が、いつもより確実に増えました。それがバイクガレージです。
特に物置メーカーの商品が人気でした。ではなぜ、バイクガレージを見る方が増えたのでしょうか。
実は大きく3種類あります。テントタイプ、ボックス(コンテナ)タイプ、ガレージタイプです。
テントタイプはビニールハウスのようなデザインをしています。簡易的に雨・風から愛車を守ってくれ、価格が安いのが特徴です。
ボックス(コンテナ)タイプは、配送トラックの荷台部分というとイメージが付くでしょうか。
入口は扉のようになっており、非常に頑丈です。また完成形でお届けすることが多く、品質も安定しています。
ガレージタイプは、いわゆる自動車用のガレージをバイク用に小さくしたものです。スチール製でシャッターによる開閉を行います。
またガレージタイプは地面をコンクリートにする土間仕様と物置の扉をシャッターにしたような床仕様があります。イナバ、ヨドコウ、タクボといった物置メーカーが製造しています。
実は今回の台風で、バイクガレージだけでなく、テントタイプの替え幕が非常に売れました。強い風で生地が破損したり飛んでしまったのが原因です。
一部メーカーでは材料が欠品し、1か月以上お待たせしてしまうという事態も発生しました。
これはテントタイプは初期費用が安い分、修理などのメンテナンスコストがかかる可能性があり、またバイク自体を傷つけてしまう可能性があることを示しています。
これに対してバイクガレージは、鉄の箱ですから、多少の風ではびくともしませんし、適切な工事を行っていれば、被害を受ける可能性は非常に低くなります。
土間仕様は車用ガレージと同じ構造なので、しっかりと基礎と本体を固定します。だから被害自体は受けにくいです。
しかし床仕様については、一部の物置は転倒等の被害は発生したのにも関わらず、被害の声はありませんでした。なぜでしょうか。
様々な要因がありますが、その一つに重量があります。実はガレージは同サイズの物置と比べて重たいのです。
それはなぜか。一つはシャッターが重たい事、もう一つはバイクの重さに耐えられるように、床が重たくなっている事があげられます。
物置の転倒の大きな要因は、風圧によりひっくり返ることとブロックからずれてしまうことが上げられます。
しっかりとアンカー固定をしておくことで、被害を極力減らすことができるという訳です。
もちろん当店で設置しているバイクガレージの数は、物置と比べて少ないです。
それが被害の話を受けなかった要因の一つで、実際には様々な問題が発生していた可能性もあります。
可能であれば、ご近所のホームセンター様にお話を聞いてみるとよいでしょう。近隣で施工している可能性が高いことと、物置の施工実績が多く、慣れているからです。
簡単にいうと「頑丈な商品が欲しい」という理由に行きつきます。 初期費用だけ見るのではなく、メンテナンスコストやもしもの事故にかかる修理費用を考えてみてはいかがでしょうか。
※ここではあまり触れませんでしたが、イナバ・ヨド・タクボの3社のバイクガレージを比較した記事がございます。 よろしければ、そちらもご覧の上、商品選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。