DIY用ガーデンライトの価格相場
価格 |
商品数 |
0~1万円未満 |
869 |
1~3万円未満 |
1,641 |
3~5万円未満 |
573 |
5~7万円未満 |
69 |
7~10万円未満 |
17 |
10万円以上 |
9 |
をDIYしようと検討している方へ
ガーデンライトをDIYしようと検討している方へ
お庭を明るく照らすガーデンライト。夜間でも暗がりの中を恐る恐る歩かなくてよくなることはもちろん、自慢のお庭を美しく演出できるのも大きな魅力ですよね。
そこで今回は、初めてガーデンライトのDIYに挑戦する方へ、チェックしておくべきポイントを紹介いたします。
●ガーデンライト選びの注意点
一口にガーデンライトといっても、種類は様々。特に構造面では大きく2種類に分けられます。ひとつは家庭用電圧(100V)ライト。もうひとつはローボルトライトです。
家庭用電圧の100Vライトの場合、設置作業には危険が伴うため、必ず「電気工事資格」が必要となります。それに対してローボルトライトは12Vや24Vと低電圧のため、資格を持っていない一般の方でも設置作業を行うことができます。そのためDIYを検討される場合には、ローボルトライトの商品を選ぶように注意しましょう。
●ガーデンライトの種類
多種多様な商品の中から、目的や用途に応じて適切なガーデンライトを選びましょう。ここではそれぞれのガーデンライトごとの特徴を簡単に紹介いたします。
■ポールライト型
ポールライトは名前の通り、地面から柱が立ち、ライトの位置を高くした照明です。高さ60cm程のものから、高いものでは2mを超えるようなものもあります。玄関周りのアプローチや、お庭が暗いときに使うと効果的でしょう。
また暗いときだけでなく昼間でも存在感があるため、デザインやカラーバリエーションが充実している傾向にあります。照明本体そのものも装飾品として、お庭づくりに活用してみてはいかがでしょうか。
なお、このタイプは転倒などの危険があるため、設置時はしっかりと地面に埋め込む必要があります。そのためDIYの作業としては比較的大変かもしれません。
■スポットライト型
スポットライトはピンポイントに光を当てたいときに使う照明です。
防犯目的のセキュリティライトもこのタイプが多いですが、植栽を下から照らすアップライトのような使い方もおすすめです。
■スタンドライト型
地面に置くタイプの照明です。そのまま地面に置くだけでなく、ウッドデッキの上に置くなど自由度の高さが特徴です。
ただし比較的光が弱い傾向にあるため、防犯や暗がりを照らすような使い方は向きません。マリンライト型やキャラクターを模したものなどおしゃれなデザインのものが多いため、装飾的な用途で使用されるとよいでしょう。
■フットライト型
フットライトは足元を照らす照明です。アプローチや階段周りに採用されます。
まぶしくないように光を下方向に照らしている特徴の反面、広範囲に光を照らすことは難しい傾向にあります。本体は目立たないデザインが多いため、間接照明のような使い方にも適したタイプです。
●必要な工具
ガーデンライトのDIYで主に必要となるのは、ねじ止め用のドライバーや作業用の手袋、ライトを接続する電源です。この他、照明タイプや商品によって必要な工具は異なります。例えば、ガーデンライトの設置場所に穴を開ける場合には電動ドリルが、ガーデンライトを地面に埋め込む場合には掘削機が必要になってきます。設置内容に合わせて必要な工具を用意するようにしましょう。
●ガーデンライトDIYの手順
まずはガーデンライトの設置場所や配置、配線ルートなどを計画し設計します。具体的なプランが立てられたら、必要な商品と工具を用意して組み立てていきます。実際の組み立てについては商品に付属の取り扱い説明書に沿って行えば問題ないでしょう。最後に必ず安全確認を行って、DIY完了です。
●苦労しやすいポイントは?
ガーデンライトのDIYで苦労しやすいポイントとして、地面への固定が挙げられます。特に地面が固かったりデコボコしていたりすると、穴を掘る作業や固定する作業が難しいかもしれません。適切な工具を使って、しっかりと設置と固定を行いましょう。
また、ローボルトライトの場合には電気工事資格は不要な一方、電圧を落とすための変換機(トランス)が必須となります。その関係上、部材構成が複雑になっている場合があり、初めてDIYに挑戦する場合には専門的に感じてしまう方も多いでしょう。
もし不安な場合には、周りのDIY経験や専門知識が豊富な方に相談してみたり、DIYではなく工事業者に設置を依頼することも含め総合的に検討するとよいでしょう。
ガーデンライトの施主支給をお考えの方へ
施主支給でのガーデンライト工事をお考えの方へ、押さえておくべきポイントをご紹介いたします。
●ガーデンライトの施主支給とは?
ガーデンライトの施主支給とは、設置を希望する依頼主(=施主)が自ら商品を購入し、設置工事のみ施工業者に依頼する取り付け方法です。業者に支払う施工費用が発生するためDIYよりもお金はかかるものの、プロの技術で取り付けしてもらえるので仕上がりへの満足感は高いでしょう。
●施主支給のメリット
ガーデンライトを施主支給で取り付けることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まず一つに、商品選択幅の広さが挙げられます。通常の家庭用電圧(100V)ライトを取り付けるには電気工事資格が必要となるため、DIYの場合には必然的に低電圧のローボルトライトから商品を選ばなくてはいけません。また商品の選定から工事のすべてを施工業者に依頼する場合にも、選べる商品幅が業者の手配できるものに絞られてしまいます。ガーデンライトは理想の空間を演出する目的で設置されることが多いため、お庭や外構、住宅、インテリアデザインに調和するよう、自分自身で商品を選べた方が納得感が大きいです。電圧を気にすることなく多種多様な商品の中から好みの一品を選び出せるのは、まさに施主支給のメリットと言えるでしょう。
その他、施工クオリティの高さも挙げられます。プロによる施工だから、というのはもちろん、理想的なライティングを実現するために、豊富な施工経験を基にしたアドバイスを提案してもらえるというのは、DIYにはないメリットではないでしょうか。
●注意点を押さえよう
施主支給でガーデンライトの設置を進める際、以下のような点について注意しましょう。
■適切な商品選びが必要
ガーデンライトは商品の選択肢がとても多く、デザイン性も様々です。その分、品質もピンキリですので、商品選びに失敗すると「せっかく設置してもらったのにすぐに照明がつかなくなってしまった!」ということにもなりかねません。信頼できるメーカーやブランドの製品を選ぶことが重要です。
■適切な施工業者選びが必要
ガーデンライトの設置はお庭まわりの外構工事や造園工事、エクステリア工事といった分類に分けられるものの、「必ず電気工事が発生する」という決定的な特徴が存在します。電気工事は資格や特別な知識が必要となる専門的な領域です。そのため業者選びの際には、必ず電気工事の経験が豊富かどうかを確認するようにしましょう。
●見積もりや施工の依頼方法
施工業者を手配するため、まずは見積もりをとりましょう。地場の工務店のほか、インターネット上の職人マッチングサイトなどからも探してみるといいかもしれません。
工事価格や保証内容、工事日程など見積内容に納得ができたら、施工業者と契約を結んで工事を依頼します。
●施工業者とのやり取りのポイント
施工業者選びややり取りに失敗すると、思わぬトラブルの原因となってしまうかもしれません。
以下のようなポイントに気を付けて、慎重に計画を進めましょう。
■業者選びのポイント
・施主支給でのガーデンライト工事実績があるかどうかを確認する。
・お庭のデザインや演出に対して相談に乗ってもらえるかを確認する。
・実際に施工を依頼した人の口コミや評価で、事前に評判を確認する。
・料金だけでなく、保証やアフターサービスの内容も確認する。
・見積もりの詳細を確認する。追加費用が発生する場合があるのかどうか確認する。
・複数業者から比較検討し、価格や提案内容、連絡の取りやすさなど総合的に判断する。
■やり取りをスムーズに進めるポイント
・希望内容や予算など、譲れない条件を明確に伝える。
・プランに不安点があれば相談し、解決方法を提案してもらう。
・見積もりの詳細や提案内容について、分かりやすい説明をしてもらう。
・施工スケジュールや工期、施工方法についても打ち合わせをする。
・工事中のトラブル対応やアフターフォローについても確認する。
ガーデンライトはお庭の理想を実現することができるアイテムですが、その分上手くいかなかった時の口惜しさもひとしお身に沁みます。のちのち後悔しないためにも、これらのことに気を付けて、慎重に計画を進められるとよいでしょう。