家や庭の目隠しとしてフェンスを設置する際は、基礎を作る必要があります。
この基礎にはいくつか種類があるのですが、DIYでフェンスを立てるときに一般的なのが独立基礎です。
今回は、フェンスの独立基礎の設置方法、費用、設置する際の注意点をご紹介いたします。
印を書き込める別の基礎が周りにない場合は、軽く穴を掘るなどしてわかりやすいようにしておきましょう。
穴の深さは独立基礎の半分〜2/3以上が埋まる深さを目安にしてください。高さを均一にしたい場合は、空練りのモルタルを穴の底に入れると調整しやすいでしょう。深めに掘っておくのがおすすめです。
水平にならない場合はゴムハンマーなどで叩くと平行にしやすいです。この方法ですべての独立基礎を埋めていきます。
まず両端の独立基礎を埋めてから、間の独立基礎を埋めていくと感覚の微調整が可能です。
この工程をするかしないかで、基礎の強度が変わってきます。独立基礎の半分くらいの高さまでモルタルを注ぎましょう。
土を埋め戻すときは、棒状のもので上から突いて土を固めましょう。砂利がある場合はその上から砂利をかけます。
これで独立基礎の設置は完了です。
通販でも独立基礎は購入できます。フェンスを設置する長さによって必要な独立基礎の数も変わってきます。
どれくらいの数が必要なのか、まずは長さを測って計算してみましょう。
そのほか、モルタルや器具代も必要です。
モルタルは種類にもよりますが、1kgあたり500円程度から購入することができます。
水平に埋まっていないと、いざフェンスをつけたときに傾きが生じてしまいます。
また固定が不十分だと、フェンスが倒れて怪我をしたり、自宅や隣のお家を破損してしまう原因になります。
まずは、水平であることをしっかり確認し、慎重にモルタルで固めましょう。
モルタルを流し入れたら固まるまで待ち、固まったら体重をかけて動かないかどうかを確認してください。
天候にもよりますが、モルタルは24時間あれば十分固まるといわれています。
翌日の天候もチェックして、独立基礎を設置するタイミングを決めましょう。
独立基礎は比較的簡単に設置できますが、今回ご紹介した方法を参考に、慎重に設置しましょう。