ただ、現在はこの天然木のデッキは減少傾向にあります。 なぜか。 一番の理由はメンテナンスだと思います。 一般的に、デッキの塗料は、一年ごとに塗り替えをしなければならないと言われています。
毎年塗ると、愛着がわくのですが、やはり面倒だし、お金もかかる・・・ そこで、このメンテナンスを簡単にする方法をお教えします。 答えは簡単。良い塗料を使う事です。
そこで今回紹介するのは、世界最大級の塗料メーカーであるPPG社の 木材保護塗料<オリンピック・マキシマム>です。
今回は、この塗料を販売している新宮商行の担当さんに話を聞いてきました。 その中で特にピックアップしたい点をご紹介いたします。
まずはじめに、メーカーのPPG社、実はアメリカの会社です。 アメリカというと、非常に環境に対して厳しい国でもあります。
そのため、オリンピック・マキシマムは、非常に環境に優しい塗料となっております。 その優しい秘密は何か、その一つは水性であるという事です。
そのため、VOC(揮発性有機化合物)が少なく、また臭いも少ないです。 小さいお子様やペットにも安心というわけです。 逆にこれらの性質と逆のタイプは<油性>です。
また、油性は燃えやすいので、余った塗料の処分も大変との事です。 塗料の耐久性についてですが、PPG社は建築や船舶、自動車、航空機など 様々な耐久性が不可欠な塗料のシェアが高く、その品質は世界で認められています。
そのため、半透明タイプの<セミトランスパーレント>で、塗り替え目安が約4~6年となっており、
塗りつぶしタイプの<ソリッド>で塗り替え目安が約8~10年となっています。
しかもこの商品、カラーバリエーションもすごいです。 <セミトランスパーレント>で48色、<ソリッド>で112色から選ぶことが可能です。
また、1缶に約3.78L入っておりますが、 例えば2間×6尺(3.6m×1.8m)のデッキの床面に塗る場合、 3~4回分は塗る事が出来ます。
1缶で20年分ほど使える計算です。 回数が減れば、メンテナンス費用(材料費)は少なく済みますし、エコです。 数年に1回なら、なんとかできる気がしませんか。
ちなみに塗料を使う際、1年ほど保管をしておき、また使おうとしたら、 固まって使えなかったという経験はありませんか。
この大きな原因は、空気が入るかどうかという事らしいです。
それを防ぐには、ビニール袋に入れたりすると良いそうですが、 一番のポイントは、缶を逆さまにする事だそうです。 もちろん、しっかり締めている前提ですけどね。