インターネットで色々な商品を購入される方が増えている昨今。ポストや宅配ボックス、室内用の竿掛けなどの製造メーカーであるNasta(ナスタ)が、福岡市で宅配ボックスに関する実証実験を行いました。
この実験では、「宅配ストレス」に着目して検証をおこなっています。いったいどんな結果が出たのでしょうか。
例えば指定した日時に荷物が届かないといった配送時間に関するものだけでなく、届いた商品が破損していた、はたまたインターホンの音で起こされたなど、多岐に渡ります。
人によって感じ方は様々ですが、多くの方は何らかの形で宅配ストレスを感じているといえます。
特にECでの商品購入のヘビーユーザーであるほど、そのストレスが減っているとのことです。
特にチャイムが鳴らないことや荷物が届く予定を気にしなくてよいため、時間の拘束をされないで済むという点が特に評価されたようです。
ただし「宅配ボックスに荷物を入れてもらえなかった」という新たなストレスも発生しているようです。設置する側だけでなく、配達してもらう人にも認知が必要ということがいえるかもしれません。
日本産業ストレス学会の前理事長のコメントなどもあり、より宅配ボックスの有用性を知る事ができると思います。
共働きや保育に関する問題がクローズアップされる昨今、ストレスの軽減は日常生活を送るのにあたって、非常に大切なことの一つです。
マンションでも宅配ボックスの有無は、入居率に大きく影響を与えているといわれています。また宅配ボックスは次世代住宅ポイント制度の対象商品となっており、今後国としても普及を促していくことになるでしょう。
インターネットで商品を購入することが多い方は特に、宅配ボックスの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
参考サイト:Nasta(ナスタ)福岡市×ナスタ 宅配ボックス実証実験結果発表