柱・笠木・端部キャップ・傾斜部品といった部品をそれぞれ確認し、階段部分には柱が1本であったり2本であったり、取付方法によって金具が変わったりと、非常に複雑です。
また名前も似ているものが多く、どれを選んでよいのか、プロでも間違える事が多いです。
ただ特注タイプにすると、階段の傾斜角度が必要になったりするため現場調査が非常に大変になります。
下記ページにて、シーンごとにまとめてみたのですが、理解するのもなかなかに大変です。
<YKK パルトナーUDフェンスのシーン別拾い出し方法紹介>
そこで、いくつかの解決方法を考えてみました。
左から、階段部分だけ手すりをつけたい。階段から玄関扉までの手すりをつけたい。L字に手すりをつけたい。という要望に対してのセット品です。
基本は玄関ポーチに転落防止や歩行補助の目的でつけられるお客様が多いので、この3パターンを選びました。
一つ事例があれば、応用のような形でお家の敷地にあった手すりの部品も選びやすいという事で、セットを参考にバラバラで購入される方も多いようです。
という商品を探してみました。それがこの<オンリーワン ラスター手すりセット>です。
非常にモダンでおしゃれな手すりですね。この手すりですが、実は柱や笠木(手で持つ部分)とジョイント金具がセットになっています。
デザインが統一されるとともに、一つ一つ部品を選ぶ必要がないため、とても簡単です。
また階段部分の傾斜についてですが、任意の角度に調整可能な構造になっています。こちらの柱と笠木部分を見て下さい。
このように可動しますので、階段やスロープの傾斜に合わせて対応をする事が可能です。
1スパンごとの販売となっておりますが、長い距離を設置する場合、並べた時の印象が気になりますよね。という事でコーディネート例の紹介です。
連続配置も柱の間隔を考えることで、逆に他の手すりにはないモダンなデザインをつくる事が可能です。
ただし一つ難点をあげるとすると、(同じ距離を配置する場合)価格がアルミメーカーのものと比べて少し高い事ですが、素材がステンレス製である点や、部品の過不足、それによる再工事などのリスクがない点を考えると面白いかなと思います。
皆様様々な解決方法を持っているかと思いますが、色々商品を知ること、常に事例を持っていることは一つのポイントだと思います。