それが<三協アルミ S.ボーダーシリーズ>です。 実際にEXE2015でも見てきましたが、確かにデザインは変わっていました。こちらの写真を見て下さい。
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※air block のみ2015年6月発売予定です
すべてフェンスっぽくないですよね。まさに建築家らしい固定概念にとらわれないアイテム群だと思います。
さらに三協アルミさんが関わっている商品ですので、当然アルミ(鋳物)製で、サビにも強いです。使い方次第では、非常に面白いプランが出来ると思います。
ただ僕が感じた建築家らしさは、カタログの中にありました。それは「コンセプト」です。
ひとつひとつの商品に、デザインした建築家の想いが文章で語られていたのです。たとえば最後に写真をした<air block>のコンセプトの一部を抜粋すると、『ブロック塀のパターンをモチーフに見通しを確保した透明感のあるデザインは、見通しを遮断するブロック塀などのフェンスと、そのフェンスを使用しないオープン外構の中間にあるような存在として・・・』 といった具合にどういう想い、使い方でこのフェンスを使うのかといった事が書かれています。
また、フェンス活用風景を絵にしてわかりやすく表現しています。まさにプレゼンテーションを見ているような気分でした。
ただ実物を見るよりも、解説を見ることでより深く知ることができる。芸術に近いものがありますね。深いです。
こういった資料って、写真の掲載方法やデザインなど、意図して作られている事が多いですので、あえてここでは紹介しません。
ぜひ三協アルミさんのホームページで見て下さい。下記の流れでカタログを見る事が出来ますよ。
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