DIY用ゴミ箱・ダストボックスの価格相場
価格 |
商品数 |
10万円未満 |
906 |
10~15万円未満 |
117 |
15万円以上 |
750 |
をDIYしようと検討している方へ
ゴミ箱・ダストボックスをDIYしようと検討している方へ
ゴミ置き場を荒らす害獣被害の観点から、近年需要が高まりつつあるゴミ箱・ダストボックス。地域のゴミ収集車がゴミを収集に来るまで、まとめて一時保管しておくのに便利です。
最近では個人宅向けの商品も各メーカーからリリースされており、エクステリア商品としてはかなりDIYしやすい部類といえるでしょう。
そこで今回は、初めてゴミ箱・ダストボックスのDIYに挑戦する方へ、チェックしておくべきポイントを紹介いたします。
●ゴミ箱・ダストボックスの商品選びのポイント
ゴミ箱・ダストボックスには様々な種類がありますので、希望内容に合わせて適切な商品を選びましょう。
まずは容量について。当然ながら機能面で最も大切な部分となります。収集能力が足りないことがないよう選ぶのはもちろん、収集量に比例して必然的に商品サイズも大きくなりますので、設置場所との兼ね合いも考慮して選ぶようにしましょう。
次に扉の開閉について。扉(収集口)の開閉機能についても、商品によって特徴が異なります。開閉口は大きいほどゴミの出し入れを容易にしてくれますが、スチール製やステンレス製の商品では扉が大きくなるほど重量も大きくなってしまいます。ガス式ダンパーを採用し重い扉も軽く開閉できる機能を持たせたものや、上側だけでなく前面も開閉するようにして出し入れを容易にしているものもございますので、チェックしておくとよいでしょう。
その他、素材によっても違いがございます。スチール製の商品は丈夫で頑丈ですが、重量が重たいため運搬や組立が大変かもしれません。アルミ製の商品は軽く錆びにくいという特徴があります。ステンレス製の商品は他の素材と比べても耐久性が非常に高いのですが、その分商品価格が高価な場合が多いです。
この他メンテナンス性や見た目のデザインなど商品固有の特長も含め、総合的に検討することをおすすめします。
●必要な工具と材料
ゴミ箱・ダストボックスのDIYを行うにあたって、事前に用意しておくべき工具や材料について紹介いたします。
■必要な工具
・手袋:組み立て作業時は手を切ってしまう恐れがあるため、必ず着用してください。
・ドライバー:部品の固定に使用します。工具の中で最も使用する頻度が高いので、電動式の物を用意できるとなお良いでしょう。
・レンチ:部品の固定に使用します。
・ドリル:アンカー工事のために使用します。
・水平器:水平調整を行う際に用意しておくと便利です。
■必要な材料
ほとんどの場合、ゴミ箱・ダストボックスのDIYで用意するべき材料はメーカーの販売しているセット品のみとなりますが、商品によっては下地用のコンクリートブロックなど必要となる場合がありますので、事前に下調べをしておきましょう。市販の南京錠を取り付けられる仕様の商品の場合には、必要に応じて購入しておくと良いかもしれません。本体についてはイナバやタクボ、ヨド、ダイケンといったメーカーの商品であれば、プロ仕様の製品ながら一般の方でもDIYに挑戦しやすいかと思います。
上記の必要な工具や材料については一例となります。
ドライバー一本で組み立てが完成してしまうような物や四方の柱を地中に埋め込んで基礎を作る必要がある物など、ゴミ箱・ダストボックスは商品によって必要な工程や道具が様々です。それに伴いDIYの難易度も大きく異なりますので、購入する商品が決まった時点でメーカー公式サイトに掲載の組立説明書にて工程や道具について一度お調べいただくことをおすすめいたします。
●初心者でも簡単に作れるゴミ箱・ダストボックスDIYの手順
まずは必要な機能を満たすだけの希望商品を選びましょう。
商品が決まったら設置場所に問題なく納まるかどうか採寸を行い、その後実際に商品を購入します。当店のようなネットショップのほか、建材店やホームセンターなどでも購入が可能です。
商品が手配できたら、実際に本体を組み立てていきます。無理な作業はケガの元になってしまうので、必ず2人以上で作業するようにしてください。組み立て自体は施工説明書に沿って行えば概ねスムーズに進行できるでしょう。
次に、本体と設置場所を固定するためのアンカー工事を行います。商品にもよりますが、コンクリートブロックを用いた水平調整が必要な場合や地面を掘削しての基礎作りが必要な場合などもあります。
●苦労しやすいポイントは?
ゴミ箱・ダストボックスのDIYにおいて苦労しやすいポイントとして、以下のような内容が挙げられます。
・地面への設置工事
地面への固定を怠ると、強風で転倒してしまう恐れがあります。細かい水平調整や地面の穴あけ、サイズによっては掘削やモルタルによる基礎作りが必要となる場合があり、DIY初心者の方は少しハードルが高く感じられるかもしれません。
・材料の持ち運び
特にスチール製やステンレス製の商品の場合にはひとつひとつの部材が大きく重たいため、作業スペースに搬入するだけでも結構な作業となります。また、作業スペースそのものも圧迫しますので、特に狭い場所で組み立てを行う際などは制限が大きく大変です。
これらのポイントも踏まえ、事前にしっかりと計画を立てて臨むことが重要です。
また、DIYに慣れていない場合は専門家のアドバイスを仰いだり、経験者と一緒に作業をすることも検討してみてはいかがでしょうか。
ゴミ箱・ダストボックスの施主支給をお考えの方へ
施主支給でのゴミ箱・ダストボックス工事をお考えの方へ、押さえておくべきポイントをご紹介いたします。
●ゴミ箱・ダストボックスの施主支給とは?
ゴミ箱・ダストボックスの施主支給とは、設置を希望する依頼主(=施主)が自ら商品を購入し、組み立て工事のみ施工業者に依頼する設置方法です。プロの技術で設置できるため、DIYよりも安心安全です。
●注意点を押さえよう
施主支給で工事を進める際、以下のような点について注意しましょう。
■適切な商品選びが必要
施主自ら商品を手配する必要があるので、後々後悔しないよう、適切なデザインや機能の商品選びを行いましょう。
デザインは単純にお好みで選んでいただくのもよいですが、周囲の建物や外構デザインと調和するようなものをお選びいただければ間違いないでしょう。
機能面については商品によってバリエーションが様々なため、まずはいろいろな商品を調べてみることをおすすめいたします。容量はもちろん、素材、扉の開け方、通気性、メンテナンス性など、総合的に判断できるとよいでしょう。
■施工業者とのやり取りが必要
施主支給の場合、材料の手配と併せて施工業者の手配も必要となります。そのため施工費の見積もり依頼や工事日の打ち合わせなど、しっかりとお互いに意思疎通ができるようなやり取りを行う必要が生じます。
●見積もりや施工の依頼方法
施工業者を手配するため、まずは見積もりをとりましょう。地場の工務店のほか、インターネット上の職人マッチングサイトなどからも探してみるといいかもしれません。
工事価格や保証内容、工事日程など見積内容に納得ができたら、施工業者と契約を結んで工事を依頼します。
●施工業者とのやり取りのポイント
施工業者選びややり取りに失敗すると、思わぬトラブルの原因となってしまうかもしれません。
以下のようなポイントに気を付けて、慎重に計画を進めましょう。
■業者選びのポイント
・施主支給での工事実績があるかどうかを確認する。
・実際に施工を依頼した人の口コミや評価で、事前に評判を確認する。
・料金だけでなく、保証やアフターサービスの内容も確認する。
・見積もりの詳細を確認する。追加費用が発生する場合があるのかどうか確認する。
・複数業者から比較検討し、価格や提案内容、連絡の取りやすさなど総合的に判断する。
■やり取りをスムーズに進めるポイント
・希望内容や予算など、譲れない条件を明確に伝える。
・見積もりの詳細について、分かりやすい説明をしてもらう。
・工事中のトラブル対応やアフターフォローについても確認する。
ゴミ箱・ダストボックスはプロの施工業者であれば非常に簡単に組み上げられてしまうことが多いため、細かい打ち合わせなどは必要にならない場合が多いかもしれません。ただし不要なトラブルを避けるため、プランや商品選びの不安に対して親身に対応してもらえるような業者を選べるとよいでしょう。