門扉

●門扉DIYの準備と基礎知識

●門扉DIYのメリットと注意点

メリット

1.費用節約:プロに依頼するよりもDIYで門扉を設置することで、工事代を節約することができます。

2.達成感:自分の手で門扉を設置することで、達成感を得ることができます。

3.カスタマイズ性: DIYならではの自由度があり、自分の好みに合わせたデザイン・開き方の門扉を作ることができます。

エクステリアのキロでは、さまざまなデザインのアルミ門扉を取り揃えています。

様々なデザインの商品を選ぶことができるので、困った場合はチェックしてみてもよいでしょう。

注意点：

1.設置時の安全性:門扉の設置は安全に行う必要があります。正しい道具とテクニックを使い、安全対策を徹底しましょう。

2.使用時の安全性:門扉は設置時だけでなく、取付け後の安全性にも考慮する必要があります。開閉時に怪我をしないように、正しい取り付け方法を守りましょう。

3.技術と知識:門扉DIYには一定の技術と知識が必要です。設置方法や材料の取り扱いについて事前に学習し、DIYに取り組む前に準備しましょう。

エクステリアのキロでは、強度や寸法が決まったアルミ門扉のキットを販売しております。設置には専門の道具や技術が必要ですが、門扉本体の作成や安全性については保証されることでしょう。

●門扉DIYに必要な材料と道具

門扉DIYには、一般的には以下のような材料と道具が必要となります。

材料：

1.門扉（扉本体）:メタルや木材など、お好みの素材の門扉を用意してください。

2.ヒンジや錠:門扉と柱を接続するためのヒンジや、取っ手付きの錠を選びます。

3.柱:門扉を支えるための柱を用意します。門扉を支える必要があるため、ある程度の強度を確保する必要があります。

4.モルタル・コンクリート:柱を固定するために、モルタルやコンクリートを用意します。

道具：

1.インパクトドライバー:門扉や柱をビスで固定、ドリルで穴を開けるために使用します。

2.水平器:門扉が水平・垂直に設置されるようにするための道具です。

3.スコップ・ホールディガー:柱を埋めるための穴掘りのための工具です。

4.レンチ・スパナ:ヒンジやロックを取り付けるための工具です。

5.ペンキ・ワックス:木製門扉の仕上げや保護のために使用します。

●門扉のDIY方法とポイント

1.測定と計画:門扉を設置したい場所を決定し、設置に必要な寸法を計測します。必要な寸法に合わせて門扉のサイズを決定します。設置場所に応じて、目隠し・縦格子などデザインや素材を決めることも大切です。門扉のイメージが決まったら、設計図を作成して材料と道具を用意します。

2.柱の設置:柱を地面に立てます。その際に垂直・水平を確認する必要があります。また柱は門扉本体を支える必要があるため、モルタルやコンクリートでしっかりと固定します。

3.ヒンジの取り付け:門扉にヒンジを取り付けます。ヒンジの位置を確認し、門扉に取り付けます。正確な位置出しと、扉本体の水平を保つことが重要です。

4.門扉の取り付け:ヒンジを使って門扉を柱に取り付けます。水平器を使用して門扉が水平・垂直になるように調整します。

5.錠の取り付け:錠を門扉に取り付けます。適切な位置と高さを確認し、正確に取り付けます。

6.仕上げ作業:木製門扉の場合、塗装やワックスで仕上げます。耐候性を高めるために、適切な塗料やシーラントを使用します。アルミ素材の場合は特に仕上げをしなくてもよいですが、鉄製の場合はさび止めなどで仕上げることをお勧めします。

エクステリアのキロで取り扱いしている門扉には、取付説明書と図面が付属しています。設計ミスによる不具合などを防ぐことができます。

●門扉のDIYの注意点

門扉のDIYを行う際には、以下の注意点に留意することが重要です。

1.安全性の確保: 門扉は安全性が求められる重要な要素です。しっかりとした構造や適切な取り付けが必要です。DIYを行う前にメーカーやＤＩＹキットの施工説明書をしっかり読み、施工基準などにのっとって作業を進めましょう。

2.適切な材料の選択: 門扉にはさまざまな材料が使用されますが、耐久性とメンテナンスのしやすさを考慮して適切な材料を選びましょう。木材、鉄、アルミニウムなどの材料が一般的ですが、気候や環境に合わせた適切な材料を選ぶことが重要です。エクステリアのキロではアルミ製の門扉をおススメしています。理由としては、木材のように一から加工をする必要がなく、一流のメーカーから商品が発売されており、ＤＩＹの知識があれば設置がしやすい商品が多いからです。ただし、木材の方が加工性やカスタマイズ性に優れているため、簡易的なものでいいという場合には木材もおすすめです。

3.門扉の重量と補強: 大きな門扉や重い材料を使用する場合、適切な補強が必要です。特に門扉の柱については、基礎が小さい場合には倒壊の危険性が増します。ヒンジ金具など門扉本体を支える金具にも頑丈さが必要なので、強度計算ができない場合には、ＤＩＹキットを使用するとよいでしょう。

4.水平の確認: 門扉は水平に取り付ける必要があります。レベルや水平器を使用して、正確な水平を確認しましょう。水平でない門扉は見た目にも美しくありませんし、開閉にも問題が生じる可能性があります。水平をチェックするには水平器などを用いるとよいでしょう。柱の基礎が固まってしまうと水平を修正することもできなくなってしまうので、必ずコンクリートやモルタルを流し込む前に直しましょう。

5.開閉スペースの確保: 門扉の開閉には十分なスペースが必要です。周囲の障害物や植栽との距離を考慮し、開閉がスムーズに行えるように設置しましょう。意外と盲点になるのは階段です。公道から距離が近い住宅のドアへ向かう門扉を設置する際などは、道路側に開く外開きにするか、柱の高さを上げて階段部分への干渉を防ぐようにしてみてください。

●門扉DIYでよくある失敗

1.サイズの誤り: 門扉のサイズを正確に測定することが重要です。DIYの初心者は、門扉の寸法を適切に把握せず、設置スペースとの不一致や門扉の合わない問題に直面することがあります。測定を丁寧に行うことが重要です。

2.取り付けの不安定さ: 門扉の取り付けが不安定であると、門扉がぐらついたり歪んだりする可能性があります。適切なヒンジと取り付け金具、柱の設置を行い十分な補強を施すことが重要です。

3.開閉の問題: 門扉が正常に開閉しない場合があります。これは設置された門扉が歪んでいたり、ネジなどが緩んでいたりすることが考えられます。

●門扉のDIYをする際におすすめのメーカーは？

安全性と品質、デザイン性を考えるならアルミメーカーの門扉がおすすめです。

大手アルミエクステリアメーカーである、LIXIL、YKKAP、三協アルミなどのメーカーであれば安心です。

アルミメーカーの門扉は職人さんが設置する前提の商品となっていますが、ＤＩＹに慣れた方であれば組立できる商品です。

ＤＩＹキットのようにはなっていませんが、部材の加工なども切り詰めする前提でなければ必要ありません。

必要なビスや部品も全て入っているため安心して組立ができます。

●施主支給とは何か？

門扉の施主支給とは、施工業者が購入して商品と工事を提供するという流れではなく、お客様が門扉を購入し、施工業者に渡して工事をしてもらうという流れになります。

●門扉の施主支給に必要な準備

まず施工業者に門扉の施主支給を行う旨を伝え、了承してもらう必要があります。

施工業者は、お見積もり内容や費用などにつてい、商品と工事のトータル費用で考えている場合がありますので、事前に伝えておかないとトラブルになってしまいます。

つぎに施工業者から必要な資料をもらいます。

できれば商品名が詳しく書いてあるものがいいですね。

商品が決まっていない場合は、必要な寸法やどういったものが設置できないかなどを詳しく聞いておきましょう。

せっかく用意した門扉が当日「つかない」となってしまうと困ってしまいます。

最後に自分で門扉を購入します。

ここでも注意！

商品の納品日が施工業者の工事日程に間に合うかを確認しておきましょう。

門扉は意外に納品に時間がかかるものです。

施工業者との事前のすり合わせが大切です。

●門扉の施主支給のメリットと注意点

 自分で門扉を選ぶことができるため、好みに合わせたデザインや色を選ぶことができます。

特に施工業者でも門扉の知識はバラバラで、本当にお客様の好みに合ったものが選べるか？は不安が残ります。

今はネットなどで多くの門扉が販売されていますので、色々調べてみるのもおすすめです。

また、施主自身が門扉を購入するため、価格面でもコスト削減ができます。 

どうしても間に施工業者が入ることで、その分のマージンが価格に転嫁されてしまいます。

施主自身で購入することで、費用削減が可能です。

一方、注意点としては、施主が購入した門扉が施工に適していない場合があることです。

施工業者との事前の打ち合わせや確認が重要です。

また、施主支給によって施工業者が保証をしない場合があるため、注意が必要です。

●施主支給のメーカーや施工業者の選定方法

門扉のメーカーや施工業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意して選定することが重要です。

 まず、信頼性のあるメーカーを選ぶことが大切です。

メーカーの信頼性は、品質や耐久性に直結します。

口コミや評価、過去の実績などを調べることで、信頼性の高いメーカーを選ぶことができます。

 また、施工業者の選定も重要です。

施工業者は、門扉の設置や工事を担当するため、技術力や経験が求められます。

施工業者の選定においては、以下のポイントを考慮してください。 

実績と評判: 過去の施工実績や口コミ・評判を確認しましょう。信頼性のある業者かどうかを判断するために役立ちます。 

施工スキルと専門知識: 施工業者が持つスキルや専門知識が重要です。施主支給を行う場合でも、施工業者が適切な設置や工事を行うことが求められます。 

料金と見積もり: 施工業者の料金体系や見積もり内容を比較しましょう。適正な価格設定かどうかを確認し、予算内での施工を実現できる業者を選びましょう。

 コミュニケーション能力: 施工業者との円滑なコミュニケーションが重要です。要望や質問に対する迅速な回答や対応ができる業者を選ぶことで、スムーズな工事が期待できます。

 以上のポイントを考慮しながら、信頼性の高いメーカーと施工業者を選ぶことで、施主支給による門扉の選定と設置工事をスムーズに進めることができます。

これらのポイントも踏まえ、事前にしっかりと計画を立てて臨むことが重要です。
また、DIYに慣れていない場合は専門家のアドバイスを仰いだり、経験者と一緒に作業をすることも検討してみてはいかがでしょうか。