DIY用物置の価格相場
価格 |
商品数 |
0~5万円未満 |
903 |
5~10万円未満 |
1,423 |
10~15万円未満 |
966 |
15~20万円未満 |
1,518 |
20~25万円未満 |
1,529 |
25万円以上 |
5,210 |
をDIYしようと検討している方へ
物置は初心者の方でも比較的挑戦しやすいエクステリア商品ではありますが、ある程度の事前準備や知識は不可欠です。そこで初めて物置のDIYに挑戦する方へ、チェックしておくべきポイントを紹介いたします。
●物置のサイズ選びのポイント
物置のDIYを行うにあたって、以下の手順で事前にしっかりとサイズ(幅・奥行・高さ)を決めましょう。まずは物置の用途や、収納する予定の道具の種類を具体的に検討します。ちょっとした園芸用品や車のタイヤの収納程度なら、小型の物置で充分かもしれません。釣り竿のような長物をメインで収納するのであれば、幅や奥行よりも高さが重要となってきます。自転車やバイクなどの車両そのものを収納する場合には、幅と奥行きに余裕をもった大型の物置を設置しなければなりません。用途が決まったら、次は物置を設置する場所を検討します。当然ながら、設置する場所の広さや形状によって、物置のサイズが制限されてしまいます。それだけでなく、物置は安全性の観点から必ず安定した地面で水平に設置を行う必要がありますので、土なのかコンクリートなのか砂利なのかなど、地面の状態も確認するようにしてください。敷設面積や建物との距離の他、DIY時の作業スペースなども考慮して、余裕をもった計画をたてましょう。
●必要な工具と材料物置のDIYを行うにあたって、事前に用意しておくべき工具や材料について紹介いたします。
■必要な工具
・コンクリートブロック:物置の土台として使用します。物置のサイズや種類によって、必要な数が異なります。・軍手:安全にDIYを行うため、必ず軍手をはめて作業してください。・カッター:商品の梱包を開ける際に使用します。・スパナ:部品の固定に使用します。・ドライバー:部品の固定に使用します。可能であれば電動タイプの物を用意すると便利です。・脚立:高さのある物置をDIYする場合などには用意しておくと便利です。・水平器:物置は水平に設置しなければ扉の立て付けが悪くなる原因にもなってしまいます。できるだけ正確に水平をとるために、用意しておくと便利です。
■必要な材料
ほとんどの場合、物置のDIYで用意するべき材料はメーカーの販売しているセット品のみとなります。イナバやタクボ、ヨド、ダイケン、サンキンといったメーカーの商品であれば、プロ仕様の製品ながら一般の方でもDIYに挑戦しやすいかと思います。
●初心者でも簡単に作れる物置DIYの手順材料と工具が揃ったら、実際に物置を組み立てていきましょう。本体の組み立ては同梱の組み立て説明書に沿って行えばよいのですが、前段階の基礎工事でしっかりと安定・水平を確保することがとても重要となります。
■地面が土の場合
1. 地面を固め、できるだけ均します2. 土の上にコンクリートブロックを設置します3. ブロックの水平をとります<4.商品に付属の組み立て説明書を基に、物置本体を組立します<
■地面が砂利の場合
1. ブロック下の砂利を払い、地面を固め、できるだけ均します2. 土の上にコンクリートブロックを設置します3. ブロックの水平をとります4.商品に付属の組み立て説明書を基に、物置本体を組立します
■地面がコンクリート・アスファルトの場合
1. 地面の傾斜を確認します2. 地面の上にブロックを仮置きします3. モルタルを下に詰めることで傾斜調整をして、ブロックの水平をとります4.商品に付属の組み立て説明書を基に、物置本体を組立します
<この他、DIYでは少々大変ですが、転倒防止工事(アンカー工事)も行うと更に物置の安定性を確保できるでしょう。
●苦労しやすいポイントは?
物置のDIYにおいて苦労しやすいポイントとして、以下のような内容が挙げられます。
・基礎の土台工事物置の設置で下地の安定性や水平の確保を怠ると、扉の立て付けの悪化だけでなく、倒壊などが発生する原因にもなってしまいます。そのため地面をしっかりと均し、コンクリートブロックの水平を正確に保つ必要があるため、初めてDIYに挑戦する方には大変な作業となるでしょう。
・材料の持ち運び<物置のDIYでは大型の部材を取り扱うため、ひとつひとつを作業スペースに搬入するだけでも結構な作業となります。また、作業スペースそのものも圧迫しますので、特に狭い場所で組み立てを行う際などは制限が大きく大変です。
これらのポイントも踏まえ、事前にしっかりと計画を立てて臨むことが重要です。また、DIYに慣れていない場合は専門家のアドバイスを仰いだり、経験者と一緒に作業をすることも検討してみてはいかがでしょうか。</p>
物置の施主支給をお考えの方へ
施主支給での物置工事をお考えの方へ、押さえておくべきポイントをご紹介いたします。
●物置の施主支給とは?
物置の施主支給とは、設置を希望する依頼主(=施主)が自ら物置の商品を購入し、組み立て工事のみ施工業者に依頼する設置方法です。本体の組み上げだけでなく物置工事で重要な傾斜調整などもプロに任せることができるので、DIYよりも安心安全です。
●注意点を押さえよう
施主支給で物置工事を進める際、以下のような点について注意しましょう。
■適切な商品選びが必要
施主自ら商品を手配する必要があるので、後々後悔しないよう、適切なデザインや機能の商品選びを行いましょう。
デザインは単純にお好みで選んでいただくのもよいですが、周囲の建物や外構デザインと調和するようなものをお選びいただければ間違いないでしょう。
機能については、収納予定のアイテムに対応したサイズから選ぶのはもちろん、降雪地域であれば耐積雪量などの耐久性なども考慮にいれて検討してください。通気性を求める場合は換気口を取り付けられるものなど、オプション品のラインナップも併せて確認ができるとベストです。
■施工業者とのやり取りが必要
施主支給の場合、材料の手配と併せて施工業者の手配も必要となります。そのため施工費の見積もり依頼やプランの打ち合わせなど、しっかりとお互いに意思疎通ができるようなやり取りを行う必要が生じます。
●見積もりや施工の依頼方法
施工業者を手配するため、まずは見積もりをとりましょう。地場の工務店のほか、インターネット上の職人マッチングサイトなどからも探してみるといいかもしれません。
工事価格や保証内容、工事日程など見積内容に納得ができたら、施工業者と契約を結んで工事を依頼します。
●施工業者とのやり取りのポイント
施工業者選びややり取りに失敗すると、思わぬトラブルの原因となってしまうかもしれません。
以下のようなポイントに気を付けて、慎重に計画を進めましょう。
■業者選びのポイント
・施主支給での物置工事実績があるかどうかを確認する。
・実際に施工を依頼した人の口コミや評価で、事前に評判を確認する。
・料金だけでなく、保証やアフターサービスの内容も確認する。
・見積もりの詳細を確認する。追加費用が発生する場合があるのかどうか確認する。
・複数業者から比較検討し、価格や提案内容、連絡の取りやすさなど総合的に判断する。
■やり取りをスムーズに進めるポイント
・希望内容や予算など、譲れない条件を明確に伝える。
・プランに不安点があれば相談し、解決方法を提案してもらう。
・見積もりの詳細や提案内容について、分かりやすい説明をしてもらう。
・施工スケジュールや工期、施工方法についても打ち合わせをする。
・工事中のトラブル対応やアフターフォローについても確認する。
物置は適切な商品選びさえできてしまえばプロの施工業者で簡単に組み上げられてしまうことが多いため、細かい打ち合わせなどは必要にならない場合が多いかもしれません。ただし不要なトラブルを避けるため、プランや商品選びの不安に対して親身に対応してもらえるような業者を選べるとよいでしょう。