一般的にはこちらの<レイナポートグラン ミニ>のようなタイプだと思います。
いわゆるカーポート(車用の屋根)を小さくしたようなデザインですね。このデザインの大きな特徴は柱の位置です。
柱が端に寄っているため、スペースを広く使えるという特徴があります。普段から使うには便利ですね。
ただこちらのサイクルポート、見方によっては基礎に優しくないのです。通常ブロックなどが建っていると、地面の下には基礎があります。
その基礎はブロックの高さにもよりますが、L字(T字)となっており、柱をブロックのギリギリに立てるという事は、この基礎の一部を壊す(エクステリア業界ではハツリとも言います)必要があるのです。
強度上は、そこまで影響のあるものではない事が多いのですが、やっぱり気になりますよね。
そこでやっと紹介するのがこちらの<エフルージュグラン ミニ ZERO>です!
エフルージュと同じ屋根デザインを採用していますので、木目カラー付きのバージョンももちろんあります!
見ての通り、柱はブロックから離れた場所にあるため、基礎を壊す必要がありません。
また、僕もよく知らなかったのですが、T字構造は、建築面積に不算入だそうです(YKKAP 2014.04カタログ エフルージュシリーズより参照)。
建ぺい率がぎりぎりの敷地でも取付が可能という点も基礎とは違う意味で安心ですね。
柱の位置の問題で、自転車が入れにくいという方も多いですが、逆に考えると綺麗に自転車を入れるためのスペースを作っているとも言えませんか。
つまり自転車の整理整頓をするようになる!ちょっと前向きすぎかも・・・。