外構工事をお値打ちにしたい!施主支給のすすめ
皆様は施主支給という外構工事にかかる費用をお値打ちにする事ができる方法があるのをご存じですか? 今回は、施主支給の仕組みや流れ、注意点などをご紹介いたします。 一つの選択肢として、考慮して頂ければと思います。 ■施主支給について 施主(お客様ご自身)が材料を準備して、ハウスメーカーや工務店等の施工会社(職人)に支給して、施工を行う事です。 ここでいう「材料」とは、「フェンス」「門扉」「表札」「物置」「テラス屋根」「ウッドデッキ」「ポスト」「ガーデンライト」などのエクステリア商品にあたります。 DIYで組立が困難なプロ向けの商品や施工に資格が必要な商品、左官工事などと同時に設置が必要な商品の場合に、施主支給を選択される方が多い傾向にあります。 施主支給でよく比較される商品例 ■施主支給をするメリットについて もしお客様のお手元に施工会社から提示された「お見積書」があるなら、一度当店にある同じ商品と見比べてみて下さい。 当店の価格の方が安かったのならチャンスです。 価格分だけお安く外構工事を仕上げる事が可能です。 差額分でワンランク上の商品を選ぶのもよし、お家の家電にお金をかけるのもよし、家族でおいしいものを食べるのもよいと思います。 使う商品が多いほど、高額なほどお得になります。 また施工業者によっては「外構図面に1種類のメーカーしか使っていない」というところも多いです。 これは価格的な問題や取扱いメーカーに限りがあるから、アルミカラーを統一したいなどの理由があります。 また仕入れが得意なメーカー・苦手なメーカーで決めていることもあります。 特にこだわりがなければ、業者様の代わりにお客様が動くことで、商品代を安くすることができるかもしれません。 せっかくのお家です。たくさんある商品からお気に入りの一品を見つけましょう。 施主支給で浮いたお金で何を買う? ■施主支給の流れとデメリットについて 施主支給は良いことだけではありません。ここでは施主支給の流れをお伝えすると同時に、デメリットとなる部分もご紹介します。 しっかり内容を確認して、悔いのないエクステリア・ガーデン工事を行いましょう! ●ハウスメーカー、工務店様の外構図面、見積書を確認しましょう。 お客様ご本人で外構プランの作成や確認は難しいと思います。 使い勝手などにも影響しますので、そこはプロに任せた方が安心です。 立地条件や敷地の形状、建物の配置やデザイン、お客様のご希望など、様々な要素が絡み合って、エクステリアは完成しますので、現地を見てプランしてもらうのが一番です。 見積書と図面を見ると、どのメーカーのどういう商品が使われているかが確認できます。 確認した商品を、他メーカーの商品に置き換えるようなイメージです。 よくわからない場合は、業者様に確認してもよいですし、メーカー展示場などで直接確認してもよいと思います。 お客様自身で商品の数量等を確認して、工事をお願いして「商品が余ってしまった」「商品が足りずに工事が長引いてしまった」といった失敗につながります。 この辺りは施主支給のデメリットとなりますので、自分だけで判断しないことが大切です。 図面のイメージ ●施主支給を希望している旨を、ハウスメーカー・工務店の方に確認しよう まれに通常商品の購入から施工まで一貫して行う場合があり、施主支給に対応しない業者もございます。 これは配送中に商品の破損が起こる可能性があることや、工期が間に合わなくなる可能性があることが主な要因と言われています。 あとでトラブルにならないように、事前のご確認をお願いします。 また上記の理由で工事が延期となった場合に、工事代を請求される場合があります。 この辺りは施主支給のデメリットの一つです。事前に確認しておくとよいでしょう。 ●商品のご購入の前に確認しよう ハウスメーカー、工務店の方に確認がとれたら、商品を「いつ」「どこに」届ければよいか、また「誰が商品を受け取るのか」「その方の連絡先(携帯番号)」も確認しておきましょう。 ほとんどの商品が当店に在庫がないため、ご希望の日にちに必ずお届けできるとは限りません。 余裕を持ったご希望日の設定をお願いします。 また工事現場に商品をお届けする場合、「たまたま職人さんがいなくて、商品のお届けが出来なかった」という事にもなりかねません。 携帯番号は必ず聞くようにしましょう。 トラックの様子 ●商品を購入しよう 施主支給での購入は、主にインターネットでの注文が多いです。 当店のようなネットショップやECモールをご利用頂くとよいと思います。 エクステリアは大型商品・長尺商品となり、配送時間が指定できない・個人宅に配送ができない・再配達ができないなどの条件が発生することが多いです。 またメーカー自社便(物置メーカーに多い、自分の会社でトラックを保有し、配送を行う)や路線便など、様々な配送方法があります。 コストの関係上選択ができないことがほとんどですので、受取される方が調整をする必要があります。 こういった手間は施主支給のデメリットの一つです。 路線便の場合「配送業者」と「問合せ番号」が確定するため、荷受けしやすくなります。 当店の場合は商品購入手続きを進めて頂くと、途中に備考欄(自由に文字が書ける欄)がございますので、そちらに「問合せ番号希望」とご記入下さい。 また備考欄にご希望のお届け日がある場合は、併せてご記入下さい。 ご注文の商品によっては対応できない場合もございますが、その時には事前にメールにてご案内させて頂きます。 ※ご記入が無ければ、最短での発送となります。 ●商品到着後、商品の状態を確認しよう 先ほども少しお伝えした通り、配送中にキズなどが付く可能性があります。 当店では、配送中の不備による破損/故障や不良品の場合における返品・交換は、商品到着後8日以内に限りお申し込みいただけます。 その際商品を写真等で確認してから、返品・交換等の手配を行います。 (口頭のお話だけでは返品・交換を承っておりません。) メールにて破損部分の写真をお送り頂きますよう、お願いしております。 併せてどの部材に問題があったのかも教えて下さい。 当店の商品は、一つの商品に対して、多くの梱包でお届けする場合がございます。 早急に商品の手配を行うために必要ですので、ご協力をお願い致します。 またいかなる交換理由であった場合でも、当店では交換品手配中の納期遅延・工事費用の保障は一切できません。 このあたりの保証も施主支給のデメリットとなります。 メリットとデメリットをしっかりと確認した上で、施主支給を選択するようにしましょう。 後悔しないエクステリア工事のために、一度施主支給をご検討してみてはいかがでしょうか。
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